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量子コンピューター技術を追い抜こうとするビットコインの高度技術

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世界最高レベルのトップ暗号技術者たちが今週、一堂に会することが判明しました。この会合はアメリカが量子コンピューターの耐性にどこまでチャレンジできるかの挑戦が実施されることが分かっており、仮想通貨の暗号技術者やコア開発者らの注目を集めています。

 

 

 

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暗号技術者による量子耐性技術のチャレンジ

 

 

現在、ビットコインのハッキング事件が後を絶ちませんが、今週、量子抵抗性の標準値を作成するために、アメリカがサポートする暗号技術者たちの会合を開くことが海外メディアの報道によって分かりました。


※当サイトの量子コンピューターに関する特集記事「近未来の新技術、量子コンピューターは仮想通貨の驚異になるのか」もあわせてご覧ください。


この会合で暗号技術者たちが量子耐性技術にどこまでチャレンジできるか、挑戦が行われると報じられています。
挑戦では、ハッキングされたアドレスの16文字の公開鍵を見つけ出し、楕円曲線離散対数問題(elliptic curve discrete logarithm problem.)と呼ばれる計算式を解いていくという。
通常のコンピューターで計算を解いた場合、難解な計算式を解読するためには宇宙が残している時間の約5,000万倍、6億5,000億年かかると言われています。

しかしこれらの難解な計算式は量子コンピューターを使用することで簡単に解読ができ、現在のスーパーコンピューターよりも早い速度で情報処理ができるといわれており、まるで子供が遊んでいるように簡単に解読できてしまうとさえ言われています。

また、これらの計算式を量子コンピューターは時間にすると10分程度で解読するという。

 

 

量子コンピューターはあと20年程度!?

 

 

 

量子コンピューターに関する問題は、暗号化社会にとって新しいものではなくなっていると言われています。
多くの専門家たちは、量子耐性暗号を思い付くには少なくともあと10年は時間が必要だと訴えています。
ただし、量子コンピューターの世界も日進月歩で日々新たな技術が誕生している今、予想以上に速い速度で技術も向上しており、10年必要と言われている量子耐性の暗号を作り出すのはもっと早くなるとみる専門家も現れています。

その結果、Fact Based Insightsによると、ビットコインは2027年までにハッキングが用意にできる可能性があるという。

 

これまで15年から20年かかった技術開発を、最近ではわずか2年程度で進歩しており、過去2年で最先端技術を大きく動かし始めている事を、量子コンピューター開発を行っているIonQ社の最高執行責任者であるスチュワート・アラン(Stewart Allen)氏は述べています。

 

 

量子コンピューターが世界を掌握する!?

 

 

 

量子コンピューターを使ったハッキング技術もますます高度な技術を身に付けており、現在ビットコインブロックチェーン上の暗号化されていない公開鍵がすべてのビットコイントランザクションとともに送信され、承認される約10分の間、暗号化されないままになります。
この10分は、理論的に量子コンピューターを扱うハッカーが公開鍵から秘密鍵を計算し、受信者のアドレスを自分のアドレスに置き換えるのに十分な時間と言われています。

 

アラン氏は、生計を立てるために量子コンピューターを作成しているが、量子暗号が問題になるには約10年かかり、その時までに恐らく誰かが量子抵抗を持つブロックチェーンを開発するだろうと考えている事を明かしています。

また、イーサリアムのコア開発者の一人であるダニー・ライアン(Danny Ryan)氏も同様の事を考えている事を明かしており、今後10年間で本当の問題は発生しないが、おそらく20〜30年もかかる問題ではなくなってきている。
そのためにも、すぐに量子耐性を持つ技術開発の準備をしなければならないと話しています。

 

 

量子コンピューターの高度技術開発が時刻を守る鍵?

 

 

さまざまな研究者や技術者が提言する様に、これらの問題は早急な対応が必要であり、ビットコインへの脅威を超えて、量子コンピューターが主要なサイバーセキュリティの脅威をもたらす可能性があるとまで警告する専門家もいます。
Med Cybersecurityのロブ・キャンベル(Rob Campbell)氏は、量子暗号解読ソフトウエアを装備した政府が世界の秘密をすべて読み取ることができるとまで述べています。
専門訓練を受けているアメリカ海軍のある技術者は、シークレット研究開発の世界ではしばしば市販の技術を政府のほうが上回っていることを打ち明けています。

 

今後ますます暗号化社会が私たちの世界に侵入し、全てが暗号化で支えられるようになるまでにそう多くの時間を必要としないと言われています。
量子耐性のある暗号技術の開発は国家安全保障の問題に値するだけに、各国のシークレットプロジェクトは秘密裏に進められているようです。

 

米中貿易摩擦で注目を集める中国では、量子コンピューターの研究センターに100億ドルを費やしたことが公になったばかりで、これに対抗するべく、アメリカでは数億ドルをこの分野に投入したと報じられています。

これまで幾度となくせめぎ合いの続けられてきた中、今後の国同士の争いは量子コンピューター開発が大きなカギを握り、勝者が世界の情報を一手に操れるようになるのかもしれませんね。



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