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注目されるステーブルコインとは?仮想通貨との違いや役割りとは

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ウィンクルボス兄弟が発行するステーブルコインが、規制当局に初認可され、世界中から大きな関心が寄せられています。しかし、このステーブルコインとはどのようなもので、一般的な仮想通貨とはどう異なっているのでしょうか。そこで本日はステーブルコインとは何か?について解説します。

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ステーブルコインとは?






ステーブルコインは、これまでに流通した既存仮想通貨のデメリットである価格変動の激しさを解消した仮想通貨がステーブルコインです。

仮想通貨市場では、価格変動の“幅”をボラティリティと呼びますが、これまでの仮想通貨は、このボラティリティの高さ、つまり幅が大きすぎたことで、ギャンブル性の高い危険な投機・投資との見方が多く、危険だと感じている方も多かった様です。

仮想通貨の特徴として、ブロックチェーン技術の恩恵を最大限に活用して改善ができない仕組みを持ち、非中央集権型のこれまでに誕生してこなかった画期的な仕組みで、“お金”の概念を大きく変えました。

しかし、大きなメリットの反面で、ボラティリティの高さゆえに、広く一般に普及するには至っていません。
さらには昨年末の熱狂的なバブルや、今年年明け早々から立て続けに発生しているハッカーによる巨額流出事件などで、多くの仮想通貨ユーザーが大きな損失を生じさせたのも事実です。

このように、仮想通貨は大きな課題を残したまま、先走りする人気に後押しされ、市場へと次々に新たな仮想通貨が誕生してきました。

ステーブルコインの種類とは?

ステーブルコインは今のところ、大きく分けて4つに分類されます。

法定通貨を担保にしたステーブルコイン

つい先日、規制当局が初認可したと話題のGeminiCoinもアメリカドルを担保にしています。

現在法定通貨を担保にしたステーブルコインは3種類あり、高い人気を誇る、アメリカドルを担保にしたテザー(Thezer)や、日本円を担保にしたLCNEM、ユーロを担保にしたEURSの3種類があります。

これら法定通貨を担保にしたステーブルコインは、決まった法定通貨によって価格が担保されているため、いつでも決まった法定通貨と、同額を交換できるメリットがある反面、現在日常使用が急速に広がっているビットコインなどと比較すると、日常使用は難しいと言われています。

仮想通貨を担保にしたステーブルコイン

こちらは一転して、イーサリアムを担保にしたステーブルコインMakerDAOや、二重トークンを担保にしたHavven(HAV)などがあります。

ステーブルコイン誕生の背景に、仮想通貨のボラティリティの高さを補う形で誕生したステーブルコインが、ボラティリティの高い仮想通貨を担保にするには、やや時期尚早である感は否めず、不安定な仮想通貨に連動した担保はより不安定さを感じるのではないでしょうか。

石油を担保にしたステーブルコイン

当サイトでも『仮想通貨ペトロはハイパーインフレに陥ったベネズエラの打開策か?』にて特集しましたが、石油を担保にしたPetro。
ハイパーインフレを引き起こしたベネズエラが発行する通貨として今後、ベネズエラと同様に、インフレに悩む国家の救世主となれるか、大きな関心が寄せられています。

こちらも仮想通貨同様に、石油価格という不安定要素に連動したステーブルコインは未来的に、石油に代わるエネルギーの出現と同時に足元が大きく崩れる恐れも大いにあると言えるでしょう。

無担保型ステーブルコイン

そして最後が無担保型のステーブルコインのBasis(ベーシス)は、中央銀行発行の、アルゴリズムを利用する事によって、安定していると言われています。

こちらは法定通貨に最も近いステーブルコインと言われており、今後、仮想通貨が大きく普及するにあたり、大きな役割を果たすのではないかとみられています。

ステーブルコインの将来性

仮想通貨は価格変動が激しい=ボラティリティが高い事が最も大きなデメリットと考えられます。

例えば、家を仮想通貨で購入する場合、仮想通貨の価格によっては全額キャッシュで購入できる時もあれば、一転して半額以上を法定通貨またはローンなどを利用しなければ購入できなくなるなど、日によって価値が大きく変わります。
それ故に、実生活で法定通貨と全く同じような使い方は今のところできません。

このようなデメリットを解消させるために誕生したのがステーブルコインで、今後さらにさまざまなステーブルコインが開発され、より“安定”に対しての実績や効果などが感じられるようになれば、多くのユーザーが日常生活で使用するシーンも増えることが予想されます。

まだまだ未知数のステーブルコインですが、担う役割の大きさにどこまで応えられるかによっては、まさしく“お金”の概念が大きく変わるのかもしれませんね。



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