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ビットコインがECDSAからシェノア署名へとアップグレード準備完了!?

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ビットコイン開発者、暗号作成者、そしてBlockstream を担当するAndrew Poelstra氏率いる研究者チームは、ビットコインをシェノア署名にアップグレードさせる公式提案を今後2、3週間以内に登場させ、ビットコイン開発者メーリングリストに提出することを提案したと海外メディアが報じました。

 

 

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ビットコインがシェノア署名にアップグレードする!?

 

先日、ビットコイン開発者や暗号学者などで構成されている研究者チームが、ビットコインをシェノア署名にアップグレードする公式な提案を2~3週間以内に開発者メーリングリストへ提出することを提案していると海外メディアが報じています。

また、Poelstra氏は、Schnorr Signature(※以下、シュノア署名と表記)が2020年にビットコインに実装される可能性があると付け加えています。

 

 

電子署名とは?

 

 

シェノア署名は電子署名技術の一つで、署名データそのものを小さくできるため、スケーラビリティ問題を抱えるビットコインにとっては欠かせない技術と言われて注目されています。

ハードフォークを必要とせずに、ビットコインネットワーク上のプライバシーとスペース効率の両方を大幅に向上させることができます。

 

電子署名とは、私たちが書類などに押印やサインをしていたものを、インターネットの普及により、インターネット上での重要な取引の機会が急増しました。
しかし、インターネットでは相手が本当に自分の取引相手であるのか見えにくく、最悪の場合は他人が成りすましている可能性もあり得るため、電子取引での身元を証明するために必要となったのが電子署名です。

 

 

電子署名の構造とECDSAとは

 

 

電子署名はハッシュ関数が用いられ、電子文書のハッシュ関数を計算した“ハッシュ値Ⓐを秘密鍵を使って暗号化させたもので電子署名を作成します。
電子署名が添付された文書を受け取った側は、送信側と同じくハッシュ関数を使って電子文書のハッシュ値Ⓑを計算し、ⒶとⒷが一致することで秘密鍵を所有しているものが作成した文書であると証明されます。

 

押印やサインのように簡素化されたものではなく、複雑な技術が絡み合って誕生したのが電子署名です。
ビットコインでもこの電子署名がとても重要な役割を果たしており、現在は署名ニーズに対応して、「called Elliptic Curve Digital Signature Algorithm (ECDSA)」と呼ばれる、より複雑で絡み合った解読の難しい署名方法を採用しています。

シェノア署名の発明者Claus Schnorr氏が80年代に特許を取得したため、シェノア署名回避策が求められ、オープンソースの代替手段としてECDSAが開発されました。

 

シェノア署名に関する特許は2008年に期限切れになり、以降は自由に利用可能になりましたが、広く支持されず、サトシ・ナカモト氏はビットコイン標準署名ソリューションとしてECDSAを選んだことでECDSAが一気に認識されていきました。

 

 

シェノア署名利用段階へと成熟したビットコイン

 

 

シェノア署名は、複数のトランザクションや秘密鍵の所有者、または両方を単一の署名のスペースに集約できるので、データサイズも大幅に縮小させることが可能で、集約された複数署名のトランザクションを他のトランザクションと同じように見せることができます。
つまり、単一の署名、複数の署名付きのトランザクション、さらにはライトニングネットワークのトランザクションもすべて同じように見えるようになります。

ビットコイン誕生から早や10年間ですが、その間にECDSAではなくシェノア署名をビットコインで使用する段階にまで成熟したと関係者は考えているようです。
シェノア署名はスケーラビリティ問題を抱えるビットコインにとっては大幅にデータサイズを縮小させられる大きなメリットをもたらします。

 

電子署名の方法が変わることで私たち一般ユーザーにどのような影響がもたらされるのか?それとも単に開発者側の処理であり、一般ユーザーは影響を受けることはないのか?現段階ではまだ不明なところも多いですが、2~3週間以内に提案とあることから、そう遠くない時期にすべてが明らかになるようです。



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