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マイアミウィンウッドのストリートアートをトークン化させて寄付

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マイアミのウィンウッド(Wynwood)の廃倉庫街に繰り広げられているストリートアートエリア。このストリートアートとトークンの販売によって集められた資金が今、壁画のアーティストだけでなく、ペイントされたアートセンターにも寄付されています。

 

 

 

危険エリアがストリートアートの街に!

 

 

アメリカマイアミのダウンタウンの隣に位置し、危険エリアと呼ばれていたウィンウッド・ウォールズ(Wynwood Walls)。
そこには多くのストリートアートがずらりと並んでいますが、このアートは2009年に、アーバンプランナーであるトニー・ゴールドマン(Tony Goldman)氏の提案によって、廃倉庫を大型のストリートアートスペースにするプロジェクトが始動したことがきっかけでした。

 

当初はわずか6倉庫にのみアートが描かれましたが、年月を経て、倉庫エリア以外にもストリートアートが広がっていき、危険と言われていたエリア周辺も含め、町が再生され、新たにアートとカルチャーでにぎわう街に変貌をとげています。

 

そんな劇的変化を遂げたウィンウッド・ウォールズの倉庫街のアートが、新たなプロジェクトで再び注目を集めています。

 

 

ストリートアートトークン化プロジェクト

 

 

現在、ウィンウッド・ウォールズのストリートアートアーティストが、自分たちが描いたマイアミのストリートアートをトークン化しているプロジェクトが始動しています。

 

トークンを使って地元の芸術センターを救おう!』をスローガンに動き出したプロジェクトで集められた資金は地元の芸術センターを支援するのに役立てられ、使用されるトークンは、ビットコインブロックチェーンで実行されるコインとのこと。

世界中のグラフィティアーティストが、マイアミのストリートアートで最もホットなエリアの1つであるアラパッタのアートセンター、エスキーナデアブエラに滞在し、そこに滞在するためのお金を払う代わりに、その場所で壁画を描くアーティストもいます。
しかし、エスキーナデアブエラでは、お金だけではなく、アートを描くための壁のスペースも不足しているため、現金を調達する新しい方法が必要で模索していました。

コンサルタント会社経営のアート・ローゼンバウム(Art Rozenbaum)氏は、エクアドルのストリートアーティスト、アピタタンによる「プレコロンビア」と呼ばれる、中央に描かれた壁画をトークン化するアイデアを思いたことがきっかけだったとのこと。
収益は、ローゼンバウムや同氏のパートナーなど計5つの方法に分けられるという。

ローゼンバウム氏は、グラフィティアートを収益化することは非常に困難で、単に売れる普通の絵のようなものではないと語っています。
ストリートアートの性質は非常に一時的なもので、今すぐ誰かが美しい壁画を描くこともでき、数か月後には誰かがその上に別の美しい壁画を描くことも可能なため、それまでの絵は上塗りされて失われてしまうと語っています。

トークン化すると、トークンの「本質」が永久に維持され、誰かが版画や他の珍しい収集品を買うかもしれない同じ理由でこのトークンを買うかもしれません。
この珍しい収集品は、一枚の紙やセラミック製の壁板ではなく、ブロックチェーン上の資産となると同氏は述べています。

 

 

開発されたトークンとは

 

 

プロジェクト発足が決まって以降、約1年という時間をかけて開発が行われ、昨年12月3日にリリースされたトークンはPRECOLUMBIANと呼ばれているもので、ビットコインブロックチェーンで実行される分散型取引所のCounterpartyプラットフォームで公開されました。

 

寄付をする人が寄付先のアドレスへ送信する0015BTCに対して1枚のPRECOLUMBIANトークンが寄付をした人のアドレスに送られます。

トークンの経済性には、人々がより多くのトークンを購入することを促すように設計された書き込み機能が含まれています。
PRECOLUMBIANトークンを10個購入して燃やすと、PRECOLUMBIAN.rareトークンが1つ、10,000を燃やすとPRECOLUMBIAN.ultrarareが得られる仕組みが誕生しています。
トークンのバーン(燃やすこと)によって、流通する総数が減ってトークンそのものの価値も高まり、保有ユーザーのトークン価値も高まるはずだとローゼンバウム氏ははコメントしています。

 

トークンの供給は100万枚も上限発行枚数でロックされていますが、12月8日にアートバーゼルマイアミでソフトローンチが行われた後、2020年1月19日にマイアミで開催されるブロックチェーンウィークの終わりに公式にローンチされた後、Rozenbaumはトークンは販売していないという。
その理由として同氏は、市長かマイアミ市のいずれかにアプローチして、最初の買い手になろうとしていると語っています。
ただ、ストリートアートを描くアーティストやインフルエンサーは手伝うことに興味がある、と考えており、現在のところ意見は分かれている様子。

 

今回のストリートアートプロジェクトに加え、トークン化プロジェクトが発足された事で、危険な街というレッテルが取り払われただけではなく、うまくいけば史跡を保存するのにも役立つのではないかと考えられています。



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