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マイニング業者の行く末は?アイスランドが抱える問題から見えるもの

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アイスランドは安価な地熱発電に支えられて、長年ビットコインマイニングの温床となっています。しかし、北欧の島国は加速するエネルギー需要を阻止しようとしているため、より多くの仮想通貨マイニングにブレーキをかけていると言われています。そこから見えるマイニング業者の行く末とアイスランドが抱える問題とは?

 

 

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アイスランドがかかえる環境とマイニング業者問題

 

 

昨年、アイスランド当局は業界の莫大な電力消費の中で、より高い税金のために仮想通貨マニング業者やマイナーに的を絞るような政策をはじめました。
現在、アイスランド国内で大きくなるその動きは、マイニング業者やマイナーの拡大も潜在的な環境上の危険と見なしているようです。

 

アルジャジーラ(Al-Jazeera)の報告によると、ビットコインマイナーは、アイスランドにあるほとんど手付かずの田園地帯に対する実存的脅威と見なされていることが分かっています。
環境保護主義者、研究者、そして活動家の連帯は、これまで未来の雇用創出産業として宣伝されてきたものの、流れとは逆にこれららの成長に反対しています。

しかし、アイスランドはビットコインマイニング業者およびマイナーが減速の兆しをほとんど見せていないため、国にとっていずれは脅威になるとして大きな壁に直面しているとささやかれはじめました。

※当サイトの特集記事「人々の幸せと仮想通貨の繁栄を両立!目指すはクリーンエネルギー
海外で貢献する日本の地熱技術と自然を活かす日本のマイニング業社
クリーンエネルギーへの移行が環境問題を解決し仮想通貨に吉となる?
カナダが仮想通貨大国として注目されるその理由を探ってみる」もあわせてご覧ください。

 

 

アイスランドの地理的パーフェクトストーム

 

 

アイスランドの北大西洋側に位置するエリアには、地熱発電が密接に関係している地域が存在しています。

このエリアでは地熱発電が世界の電気料金に比べて非常に簡単で安くなっており、マイニング業者やマイナーはヨーロッパのスカンジナビア地方、特にアイスランドをビットコインマイニングの“金鉱”や“聖地”として認定しました。

 

 

聖地認定には気候や環境が大きく影響している

 

 

安価な電力とは別に、このエリアの気候が比較的自然に恵まれている事や低い気温も魅力となり、マイニングの聖地として見ています。

これにより、採掘リグの冷却がはるかに容易かつ安価になり、利幅の狭い事業の収益がさらに向上します。

 

何年もの間仮想通貨業界では。再生可能エネルギーを使用することは、カーボンフットプリントの大きさのためにビットコインマイニングが環境に優しくないという悪名高い話題を打ち消すという、業界では今や定説となったストーリーです。

 

 

反発する環境保護論者たち

 

 

 

アイスランドの環境保護論者たちは、マイニング活動のための電力需要の増加が地熱および水力発電インフラの拡大につながっていると指摘しています。

 

彼らが指摘するような“クリーンなエネルギー”を生み出すプロセスはそれほどグリーンではありません。

理由の一つに、新しい水力発電ダムを建設することは、手つかずの田園地帯を消し去り、川や滝の性質を一変させることによって、不可逆的に景観や地形を変えていくためです。
地熱発電所は地球の中心部から出てくる熱にアクセスするため、天然温泉地に建設する必要があり、これもまたアイスランドの手付かずの風景を永久に消し去る事を意味しています。

 

環境保護論者のトーマス・グッドバルトソン(Tomas Gudbartsson)氏はアイスランドはまだヨーロッパで最大の手つかずの支援が残る地域の一つで、環境破壊が続けば、地域を破壊する事につながるとメディアに対して語っています。

 

 

アイスランドのビットコイン鉱山リスクファクター

 

 

アイスランドの環境保護主義者にとっての問題は、仮想通貨マイニング業者やマイナーの拡大が今後さらに急拡大するということです。

 

まず第一に、仮想通貨市場の低価格が続いているため、マイニングは非常に低利なビジネスになっています。
マイナーは、自分たちの競争力と収益性を高めるためにあらゆる利点を探します。
アイスランドの安価な電力と猛烈な寒さは、最小限の投資で最大限のパフォーマンスを絞り出したいと考えるマイニング業者やマイナーに最適な組み合わせです。

 

さらに、比較的弱いながらも持続的な仮想通貨価格の反発を受け、マイニングの人気が高まってきています。
中国政府が最近、四川渓谷地域のようなエネルギーの豊富な地域に住むマイニング業者を取り締まることを決定したことで、この問題は中国国内から国外へと発展し、問題がより複雑になりつつあります

 

アイスランドの動きに固執する可能性がさらに高いと思われるのは、ビットコインマイニングがエネルギーを大量に消費する性質にもかかわらず、労力が比較的自動化されていることではないでしょうか。

アイスランドはマイニング業者がエネルギー需要を高め、間接的に環境破壊につながる一方、何もしないだけでも地元経済に光が差すだけに、撤退した中国系マイニング業者を国内に歓迎するかもしれません。



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