ブロックチェーン 最新ニュース

モナコインブロックチェーンが何者かによって書き換えられていた

投稿日:



日本発の仮想通貨として大人気のモナコイン(Monacoin)に災難が続いています。
今回発覚したのは、モナコインのブロックチェーンが書き換えられてしまう被害に遭いました。

本日はこの事件についてお伝えします。

モナコインのブロックチェーンが書き換えられた!?






これまでブロックチェーンは優秀で改ざんされない所に世界中のあらゆる分野から注目され、利用されてきましたし、これからも応用されていくであろうという見方がされてきました。
ブロックチェーンはもはや揺るがない物としてみていた方も多かったのではないでしょうか。

その定説となったブロックチェーン神話が崩れようとしている事件が今回モナコインを舞台に起こったことが分かり、多くの人が驚きを隠せませんでした。

事件はBlock withholding attackと、Selfish Miningと呼ばれる大規模な攻撃でブロックチェーンが書き換えられたことでした。
これによって直前のトランザクション(transaction/送金取引)が消えてしまうという事態が発生しました。

これまでブロックチェーンは改ざんに成功したことがない、堅牢だと思われてきましたが、安全神話は崩壊し、数少ない悪例として足跡を残してしまいました。

攻撃は今月13日から15日まで行われ、複数の攻撃を受けており、海外の仮想通貨取引所ではおよそ1,000万円の被害を受けた取引所も発生していることが分かっています。
モナコイン側では入出金に必要なブロック承認数を一時的ではある者の、引き上げを実施したほか、入出金の一時停止などを行い、対応をしました。
今回の件を受け、各国の仮想通貨取引所ではモナコインの取扱いそのものを一時的に停止するなどの措置を取っているところもあり、モナコインの価格にも今後影響を与えそうな気配を見せています。

実際にはどんな攻撃が行われていたのか

今回の攻撃は悪意のあるマイナーが、生成されたブロックをすぐに公開せずに隠し持った後に本来公開されるタイムングとは異なる公開で他のマイナーのマイニング作業を邪魔する攻撃を仕掛けています。

この攻撃はBlock Withholding AttakまたはSelfsh Miningと呼ばれるもので、ハッシュパワー(計算能力)が高いマイナーであれば可能だとしてきされていた行為でした。

マイナー(採掘者)は採掘したブロックをネットワーク上にデータを送信しますが、悪意あるマイナーによってマイニングしたブロックを隠したまま次々とマイニングを行い、新規ブロックを生成していき、通常のタイミングより長く隠し持った後でデータを送信。
この行為によって、PoWではマイナーによってチェーン分岐を無効化させる性質を持っているため、最も長いチェーンがメインチェーンになるようにプロトコル(ルール)が設定されていますが、それよりさらに長く保有することでブロックは書き換えられ、直前のトランザクションが消えてしまいます。

今回攻撃されたのはこの仕組みを悪用し、攻撃者が保有しているモナコインをチェーン書き換え前に取引所へ送金し、すぐに出金。
その後にブロックチェーンを書き換えると送金履歴が消え、送金されたモナコインが取引所には存在しない、つまり消失してしまう事になり、出金に利用された取引所は出金された金額分の被害を受けてしまいます。
今回利用されたのはLivecoinというロシアの仮想通貨取引所がターゲットにされており、被害額は1,000万円に上っているとみられています。

モナコインは非中央集権型仮想通貨で、トランザクションが正しく行われた事を承認するために、コンセンサスアルゴリズムを実施しており、このコンセンサスアルゴリズムはビットコインと同じPoW(Proof of Work)を採用しています。

ブロックチェーンに詳しい専門家からは、ブロックチェーンの根本的な問題に対する弱点を攻撃していることから、できる対策も限られており不安視する声が広がっています。
また、攻撃を仕掛けた犯人の特定に至っていないことから、今後さらなる攻撃を仕掛けられた場合、仮想通貨そのものを根底から覆す激震がはしることも予想されています。

今回の件が明るみに出たことで、ブロックチェーン技術を使用している企業などからは対応に迫られているとして対策を講じる準備を始めたほか、仮想通貨市場全体に悪影響が及ぶ見方が強まっています。

モナコインは昨年に続く受難

今回のモナコインのブロックチェーン攻撃事件で、価格は急落していますが、モナコインが受けた災難は今回が初めてではありませんでした。





モナコインでは昨年末10月にモナコインの不正入手目的でモナコイン関連の掲示板“Ask Mona”にてウイルス入りプログラムを公開し、閲覧した男性会社員のパソコンに感染させたとして大阪府に住む男子高校生(17歳)が今年1月30日に逮捕されています。
なお、男子高校生が配布したウイルス入りプログラムはMonacoinTickerAskmona-Vieweというプログラムとみられています。



-ブロックチェーン, 最新ニュース
-, ,

Copyright© Crypto Go , 2019 AllRights Reserved.