発足前よりさまざまな情報が交錯し、最終的には海外へ拠点を移してグレーな印象を払拭しようと奮闘しているスピンドル。別名ガクトコインと呼ばれ、日本で人気のGACKTさんが広告塔を務めたことで一気に注目度が高まりました。騒動は終息したのではないかと思われていましたが、ここへきて年明けにも立件するのではないかと新たな情報が飛び交っています。
スピンドルが年明けにも立件される!?
当サイトでも何度か特集を組み、スピンドルに関する騒動をお伝えしてきました。
その後の声が聞こえてこないことから、すでに終息したと思っていた仮想通貨ユーザーも多くいたのではないでしょうか。
広告塔となり、自らブログで情報を発信していた歌手兼タレントのGACKT。
プレセール時には1スピンドルで30円程度で取引されており、最終的に数百億を集める事に成功したと言われています。
スピンドルを購入した人の多くがタレントGACKTを信じたり、応援する思いで購入していたと言われていましたが、実際にプロジェクトがスタートする前のプレセール時に大量に購入され、5月にリリースされるとその直後に1SPD=0.25円程度にまで大暴落しました。
これに対してGACKTを信頼して購入した一部のユーザーが怒りの告発を全国各地行い、この件に関して捜査の指揮を陣取った大阪府警に年明けにも立件されるのではないか?とささやかれはじめました。
スピンドル運営会社は限りなくグレーなのか?
仮想通貨購入はあくまで自己責任である。
これは仮想通貨取引が広く行われる様になるとほぼ同時期から囁かれていたことで、法整備が不十分であるがゆえにこのようにささやかれていました。
あくまでも適正なステップを踏んで上場されたものであっても、上場後に暴落することは十分考えられるものの、今回のスピンドルに関しては運営側にしてやられた感を感じているユーザーが大半だったようです。
それと同時に、運営元は未登録でコインの取引を行い、金融庁から資金決済法違反の疑いがあるとして指導が入っています。
さらに良くない噂は飛び出し、運営元社長が過去に金融庁から処分を受けていたことが判明するなど、仮想通貨運営元としては嬉しくない事実が次々と発覚していきました。
サイバー犯罪課から大阪府警へ
次々と噴出する過去の事実、上場後の大暴落と、決して安くはない金額を出資したユーザー達からは“詐欺ではないのか?”という想いが沸き起こり、告発がなされていきました。
告発を受けた当初は警視庁サーバー犯罪対策課が捜査を指揮していましたが、大阪府警が捜査を仕切るようにいつの間にか変わっています。
大阪府警としては脱走犯を出してしまった手痛い失態からの名誉挽回のチャンスとばかり、意気込みも相当で、今回の捜査に関しては全国的に人気の高いタレントが関与している事件だけに、熱の入れようも相当の者ではないかとみられています。
実際にGACKTまで捜査の手が及ぶのかは不明ではあるものの、広告塔として活動しており、ユーザーもそのプロモーション活動によって購入したしたケースが多かっただけに、今回の捜査過程で確実に名前が挙がってくるとみられています。
ある関係者筋の話として、GACKTはお飾りの“広告塔”ではなく、中心にいる運営側だと見ているのではないかと言われており、本当に運営側とみられているのであれば、確実に捜査対象になるのでは?といわれています。
GACKT自身も高値で売って抜け出した“売り抜け”をしていたのでは?と言われているだけに、ブログで自分も損をしたと説明はしているものの、実際には心中穏やかな殲滅年始を過ごせないのではないかとみられています。
正月明け、果たして大阪府警の捜査はタレントGACKTにまで手が及ぶのか?私たちユーザーはもうしばらく静観するしかなさそうですね。