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AndroidベースのスマートTVで密かにマイニングするハッキンググループ

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IoT、人とモノのインターネットという言葉が浸透し、私たちの日常生活の中にもいつの間にか日常的にインターネットと生活が密着する生活が当たり前になっています。しかし、そんな生活の中に、悪意を持ったボットネットが忍び込んでいたとしたら…。

 

 

 

ハッキンググループが活動を活発化させている!?

 

 

 

ハッキンググループのボットネットは、利益を最大化させるため、ライバルボットネットと独自の仮想通貨マイナーの旧バージョンをシャットダウンし、アップグレードバージョンによって活動を活発化させていると報告しています。

 

ITセキュリティ会社Trend Micro社によると、仮想通貨マイニングボットネットを実行しているブラックハットグループであるOutlawは、数カ月の沈黙の後に再び活動を活発化させていたことが分かりました。

トレンドマイクロが2018年に初めて発見したハッキンググループが、ボットネットをアップグレードした上で活動を再始動させています。
このボットネットは、Androidベースのスマートテレビに感染し、仮想通貨を密かにマイニングするように強制することができるものです。

ボットネットの以前のバージョンは中国のユーザーを対象としていましたが、これは単なるテストバージョンだったとみられるとトレンドマイクロは述べています。

 

 

ボットネットのターゲットとは

 

 

昨日のセキュリティ会社のレポートによると、現在はアメリカとヨーロッパに拠点を置く自動車および金融会社、特にセキュリティシステムをアップグレードしていない企業をターゲットにしているようです。
そして、もう1つの目的とみられているのが、企業から機密情報を盗み、それらを再販して金銭を得ることであるとみられています。

さらに、Outlawによってアップグレードされたボットネットは、スキャナーパラメーターとターゲットが拡張されたほか、エラーメッセージを介したファイルの実行がループされる、スキャンアクティビティの回避手法が改善され、競合他社と以前のマイナーの両方が削除されるなど、マイニングの利益が向上しているとみられます。
競合他社と、かつてのマイナーの両方を押さえることで利益を増やしているとトレンドマイクロ社はレポートで述べています。

 

ボットネットの以前のバージョンは、競合するマイナーからの利益をハイジャックしようとしました形跡がありました。
Androidベースのテレビで仮想通貨マイニング活動を可能にするAPK(Android Package Kits= Android専用ソフトウエアパッケージのファイルフォーマット)およびADB(Android Debug Bridge=デバイスと通信するための多用途コマンドラインツール)ベースのコマンドの痕跡も見つかっていると研究者は語っています。

 

 

クリプトジャッキングが起こっている

 

 

 

ボットネットの復活は、ハッカーが他人のコンピューターを使用して仮想通貨を採掘するクリプトジャッキングが起きていることを示唆しています。
ただし、8月のCheck Point Security社のブログによると、仮想通貨ジャッキングが依然として大きな脅威である一方で、減少傾向にあることも分かっています。
2018年前半には、世界中の組織の42%が暗号マイナーに感染していましたが、2019年の同じ時期には、わずか26%に低下しており、16%近く減少しています。

 

仮想通貨ジャッキングの脅威の追跡を専門とするサイバーセキュリティ企業Bad Packetsの最高調査責任者であるトロイ・マーシュ(Troy Mursch)氏は、仮想通貨の価格低下により仮想通貨ジャッキの人気が低下したことをメディアに語っており、以前の最高水準に戻っていないことを指摘しています。

しかし、仮想通貨市場は上昇傾向にある可能性があり、ビットコインはちょうど10,000ドルに達しています。
この価格上昇が再び仮想通貨ジャッキングの復活とみるのか、また、再び感染率が上昇するのか。
今後も企業側の管理およびセキュリティ体勢を強化するしかなさそうです。

 

 

※参考サイト:トレンドマイクロ社 SECURITY INTELLIGENCE ブログ



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