暗号通貨 最新ニュース

AT&T訴訟で従業員支援SIMスワップが180万ドル仮想通貨盗難に!?

更新日:

 

 

アメリカ第2位の携帯電話事業を展開するAT&Tモビリティ社が、同社従業員が部外者と共謀し、携帯電話のSIM交換を容易にし、複数のアカウントへのアクセスを許可したことで、顧客に100万ドル相当の仮想通貨の損失をもたらしたと訴えられています。

 

 

 

SIMスワップが仮想通貨盗難を生む?

 

 

アメリカ国内で加入者数第2位の規模を誇る携帯電話事業を展開しているAT&Tモビリティ(AT&T Mobility LLC)社は、顧客のSIMスワップに関連する新たな訴訟問題に直面しています。

 

報道によると、原告側はAT&T従業員が部外者と共謀し、携帯電話SIM交換を容易にし、複数のアカウントへアクセスを許可し、顧客に100万ドル以上の損失をもたらしたと訴えています。

 

原告はカリフォルニア在住のセス・シャピロ(Seth Shapiro)氏で、同氏はエミー賞を2回受賞したメディアおよびテクノロジーの専門家兼南カリフォルニア大学映画芸術学部の非常勤教授として活躍する人物だと報じられています。

シャピロ氏が訴えた相手はAT&T社で、同社は1億5300万人以上の加入者を抱えるアメリカで2番目に大きい無線通信事業を運営する企業で、昨年710億ドルの収益を誇る巨大企業です。

 

 

具体的な被害内容とは?

 

 

シャピロ氏は、AT&T社側が自分のアカウントをSIMスワップから保護できなかった結果、仮想通貨が大幅に失われたと主張しています。

2018年5月16日~2019年5月18日までの期間に少なくとも4回、AT&Tの従業員は、シャピロ氏のAT&Tワイヤレスアカウントへの不正アクセスを取得し、機密および所有者の個人情報を表示させ、シャピロ氏のAT&Tワイヤレス番号の管理権をシャピロの電話から、お金と引き換えにハッカーに引き渡したため、携帯電話が制御されていたと主張しています。

 

ハッカーは管理権を入手後、シャピロ氏のAT&Tワイヤレス番号の制御を活用し、AT&Tの従業員との共謀により、同氏の個人およびデジタル金融口座にアクセスし、180万ドル以上を盗んだとしています。

この盗難事件に関しては外部ハッカーと内部作業を実行するAT&Tの従業員が共謀していると言われており、この主張の裏付けとしてチャットログが証拠として提出されているとしています。

チャット内でのやり取りの最後に、グループメンバーは「1.3 millionを作った」と自慢し、盗まれた仮想通貨をさまざまなアカウントと通貨で資金洗浄したうえで、追跡の手から逃れるための偽装方法についてプロットを開始していました。

犯人らはチャット内でシャピロ氏から盗んだお金を使って「グッチを買う」か「夢の車」を買う計画自慢をしていたことも判明しています。

 

 

大企業の不手際によって受けた被害なのか!?

 

 

シャピロ氏は実際に複数回SIMスワップされており、個人情報のすべてがGoogleやEvernoteなどの他のアカウントへのアクセスとともに取得されていたことが後の捜査によって判明していることが報じられています。
また、シャピロ氏の家族も影響を受け、脅迫されるなどの被害にあっていることが報じられています。

AT&Tは事件発覚後に適切な手順に従って必要な当局に警告したと言われていますが、シャピロ氏のアカウントを不正アクセスからの保護をしなかったため、AT&T社によって繰り返し露呈した不手際により、加入者情報保護のために必要な措置に失敗していると主張しています。

同氏は、コモンローの不法行為に加え、連邦法および州法の違反を主張しており
1) アカウント情報の機密性を保護していないとされる連邦通信法違反の疑い
2) カリフォルニア州の不公正な商慣行法の違反
3) カリフォルニア州憲法のプライバシー権違反の疑い
4) 2件の過失請求
5) カリフォルニア州消費者の法的救済法の違反の申し立て
6) 連邦消費者詐欺および虐待法の違反。

これら6項目の違反により、実際の懲罰的損害賠償および差止命令による救済を求めています。

この件がシャピロ氏の訴えの通りであるとするならば、仮想通貨ユーザーは携帯電話のSIM交換の度にかなりのリスクを負うことになります。
盲点とも言えるSIM交換による仮想通貨窃取事件の一刻も早い究明と解決を多くの仮想通貨ユーザーが待ち望んでいます。



-暗号通貨, 最新ニュース
-,

Copyright© Crypto Go , 2019 AllRights Reserved.