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米国で海賊版映像作成の容疑者から430万ドル分の仮想通貨を押収

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またか!と言わずにはいられないほど、昨今海外で発生する犯罪に対し、犯罪者らはその資金を仮想通貨で保有しているケースが目立ちます。先日も、ニュージーランドで犯罪を犯した容疑者が大量の仮想通貨を押収された事件がメディアに報じられています。

 

 

 

海賊版を製作容疑者から仮想通貨を押収

 

 

ニュージーランド当局は、アメリカ国内で映画を違法に製作し、著作権を侵害したとされる容疑者から、約670万NZドル、約430万ドル相当の仮想通貨を押収した事が報じられました。

 

ニュージーランドのヘラルドにある地元メディアが今月23日に報じた内容によると、ニュージーランド国家警察はオンライン映画の著作権侵害の疑いにより、ジャロン・デイビッド・マックアイバー(Jaron David McIvor)容疑者(31歳)から430万ドルの仮想通貨と、銀行に保管されていた110万ドルの資金を回収したことを報じています。

ハミルトンに本拠を置く31歳の自称、ソフトウエアプログラマーのマックアイバー(McIvor)容疑者は、支援を受けて構築されたオンライン映画ストリーミングサービスから数百万ドルを受け取った疑いが浮上。

 

同容疑者は身なりや生活ぶりは高級車を乗り回すなどの行為はなく、いたってごく普通の青年でした。
しかし、今年6月に警察当局による家宅捜索をした際、同容疑者は自らキーコードを警察へ差し出して仮想通貨ウォレットのロックを解除したと報じています。

 

 

マネーロンダリングの罪!?

 

 

マックアイバー容疑者の資金は、刑事訴訟復旧法(CPRA= Content Protection for Recordable Media)に基づいて押収されています。
これは、個人が「重大な犯罪行為」を通じてお金を受け取ったと信じるに足る「合理的な根拠」があるかどうかを高等裁判所の判事が資産を凍結するかどうかを認める民事訴訟にかけられます。

警察はマックアイバー容疑者がオンライン映画の作成を支援しており、その見返りとして違法な映画ストリーミングウエブサイトから数百万ドルを受け取った後、マネーロンダリング(資金洗浄)したと主張しており、作成された映像の中には人気アメリカ映画のアバターなども含まれていたことが分かっています。

※当サイトのマネーロンダリングに関する特集記事「Bitfinexを利用したマネーロンダリング加担でクリプトキャピタル社長逮捕」、「FATFがマネーロンダリングやテロ資金供与の新基準を発表で規制強化」もあわせてご覧ください。

ニュージーランドの北部に位置するワイカトの資産回収部長であるキース・ケイ(Keith Kay)探偵上級捜査官は、違法に入手した資金をニュージーランドに持ち込むすることは、マネーロンダリングそのものであり、警察は世界のどこで犯罪が犯されても、このような犯罪行為をする人物の資産を徹底的に調査し、制裁すると語っています。

 

なお、被告人のマックアイバー弁護するトラック・トラン(Truc Tran)弁護士によると、マックアイバー容疑者は、マネーロンダリングの罪を否定していると述べています。

現時点でマックアイバー容疑者はマネーロンダリングの罪で刑事責任は問われておらず、受け取った資金は犯罪収益回収法に基づいて行われた事件であり、「合理的な疑いを超えた」かどうかについては民事証拠によって「確率のバランス」をかんがみて今後の容疑が判断されると報じられています。



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