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アイルランド銀行の幹部にOneCoin 4億ドル巨額詐欺事件の証言を要請

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およそ4億ドルもの巨額詐欺事件によるマネーロンダリングほう助の疑いでアメリカで起訴されているマーク・スコット(Mark Scott)氏に対する裁判に、アイルランド銀行職員が証人として出廷し、裁判で証言するよう求められていることがメディアの報道によって分かりました。

 

 

 

アイルランド銀行の職員に証言を求める

 

 

アメリカ政府が先月29日、出資金詐欺として悪名高いOneCoin(※以下、ワンコインと表記)を通じ、およそ4億ドル、日本円にして430億円超のマネーロンダリング、いわゆる資金洗浄を助けたとして、事件に関与したとされるマーク・スコット容疑者の裁判をめぐって、アイルランド銀行の幹部ら4人対し、裁判での裁判を求められていることが分かりました。

 

※当サイトのOneCoinに関する特集記事「仮想通貨OneCoinを使った世界的詐欺集団のリーダーがついに詐欺容疑で逮捕」もあわせてご覧ください。

国際法律事務所ロックロードの元パートナーであったマークスコット容疑者は、ワンコインの世界的詐欺に関与したとされる人物の1人です。

今年の3月6日に首謀者であるコンスタンティン・イグナトフ(Konstantin Ignatov)容疑者はロサンゼルス国際空港にてようやく逮捕されましたが、ワンコインは、2014年にブルガリアでルジャ・イグナトフ(Ruja Ignatova)によって設立され、兄弟であるコンスタンティン・イグナトフ(Konstantin Ignatov)が中心となり、ねずみ講システムを用いた詐欺組織を世界中へと展開していました。

そのワンコイン詐欺によって集められた資金をマネーロンダリングする際、ほう助したとされているのがマーク・スコット容疑者で、アイルランド銀行の行員4人が証人として出廷を要請されているほか、行内の防犯カメラ映像を証拠として提出するのではとメディアが報じています。

 

マーク・スコット被告の裁判は、今月7日に開かれる予定でしたが、来月4日に変更されており、公判前の協議もこれに伴って今月28日に変更されています。

マーク・スコット容疑者は、アイルランド銀行の企業口座を利用し、ワンコインの収益3億ドルを資金洗浄したとされており、同容疑者は誤って資金源を銀行側に提示していたことが分かっています。

 

 

裁判に出廷を要請された銀行幹部ら

 

 

今回、裁判での証言を要請されたアイルランド銀行の行員4人は、同行現役幹部と元幹部で、1人は2014年から2017年の間に海外直接投資担当のデアドラ・カント(Deidre Ceannt)氏で、もう一人は2016年に同行の副社長兼リレーションディレクターを務めるドレック・コリンズ(Derek Collins)氏であるとされています。

 

なお、他の2人についてはアンチマネーロンダリングチーム責任者のダイアン・サンズ氏、スコット容疑者の今回のマネーロンダリングへの関与に関する証拠を提供するとされるグレッグ・べグリー(Greg Begley)氏ではないかとみられています。

 

 

ワンコイン巨額詐欺事件の今後

 

 

今回の裁判でアメリカ政府は、マーク・スコット容疑者が2016年から2018年の間におよそ4億ドルをワンコインから、英バージン諸島にある一連の未公開株式投資ファンドのエクイティファンドと、ケイマン諸島の複数の銀行口座を使って資金を洗浄したとことを出廷を要請した4人の行員による証言などから証明させたい構えです。

なお、スコット容疑者は収入の一部をアイルランドの商業銀行口座に預けたと言われています。

 

今年3月にイグナトフ容疑者が逮捕された後、FBI担当副局長であるウィリアム・スウィニー(William Sweeney.Jr) 氏はワンコインについて、投資家の取引履歴の記録を保持する本物の仮想通貨とは異なり、真の価値はなく、投資家へ還元方法や使用途などの情報を提供していなかったとコメントしています。
また、同容疑者の逮捕当時捜査にあたっていた警察の担当者の話として、ワンコインが仮想通貨をイメージさせる名称や勧誘であったものの、検証可能なブロックチェーンが使用されているようなものではなかったと明かしています。

まだまだ裁判が長引きそうなワンコイン巨額詐欺事件。
日本でもワンコインの勧誘が多かっただけに、多くの人が固唾を飲んで見守っている状況です。



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