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マウントゴックス元CEOマルク・カルプレス被告に検察が懲役10年を求刑

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仮想通貨が日本で広く浸透する前の2011年に発生した事件が2014年に取引停止に一時的に陥った事で大騒ぎとなり、日本中にニュースが駆け巡ったマウントゴックス事件。まだまだ記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。そのマウントゴックス事件が先日、裁判によって正式に判決が下されました。

 

 

いまさら聞けないマウントゴックス事件とは?

 

 

当サイトでも3回に渡って特集したマウントゴックス事件ですが、マウントゴックス事件とは何か?についてここでサラッとおさらいをしたいと思います。

2009年にトレーディングカード交換所として創業したマウントゴックス社ですが、翌年の2010年には誕生したばかりだったビットコイン取引所としての運営を開始させ、まだまだ認知度も知名度も低かったビットコインが唯一取引できる場所として、当時は多くの有名人たちも利用していました。

そのマウントゴックス社に2011年、何者かがシステムへ不正に侵入し、ビットコイン価格をわずか1セントに書き換えて取引を行い、その後元に戻すという不正操作が行われていました。

この事件の被害額は875万ドルもの巨額でしたが、当時はあまり大きなニュースにはならず、多くのユーザーが事件を知らないままマウントゴックス社を利用していましたが、2014年2月7日に突然、取引が停止されたことでユーザーが利用できなくなり、一気にニュースが広まりました。

その後、当時の代表者であったマルク・カルプレス被告が同社を辞任、この時点でこれまでの被害額は85万ビットコインが不正に流出し、顧客からの預かり金約28億円と、ビットコインおよそ114億円相当が被害に遭ったことが報じられました。

当サイトにて特集したマウントゴックス社の記事
世界中を震撼させた巨額消失事件の舞台マウントゴックス社事件全貌1
世界中を震撼させた巨額消失事件の舞台マウントゴックス社事件全貌2
世界中を震撼させた巨額消失事件の舞台マウントゴックス社事件全貌3』も併せてご覧ください。

MT.GOX社公式サイト

 

 

ついに判決が下される

 

 

事件が明るみになり、捜査が進むにつれ、当時のCEOマルク・カルプレス被告による業務上横領や同社残高の水増し、取引データーの改ざんなどの罪が次々と発覚し、業務上横領や私電磁的記録不正作出・同供用罪など複数の罪で逮捕されました。

この事件の論告求刑が東京地方裁判所にて12日に行われ、検察側は同被告に対し、マウントゴックス社の運営とは無関係な事業買収のための費用や、被告の生活費のために顧客からの預り金およそ3億4千万円を着服したとして、懲役10年を求刑しました。

検察は論告で

会社を私物化し、多額の金を指摘に使い込み、顧客からの信頼を裏切った

としており、一貫して厳しい姿勢を見せています。

 

カルプレス被告は初公判時より一貫して顧客からの預り金を使用した罪について否認をしており、今年10月の公判では一度は会社からの貸付金として処理した後、精算する予定であったことを語り、罪を否認していました。

これに対して被告弁護人側は着服にあたらないと真向反論しています。

しかし検察側は、万が一現金が預かり金ではなく売り上げであった場合でも会社法違反、特別背任罪が成立すると主張しています。

同裁判は年の瀬も迫る今月27日に最終弁論があり、結審する予定です。

日本中を騒がせ、ビットコイン=ダークなものとして当時印象付けたこの事件、多くの顧客が利用しており、まだまだユーザーたちは固唾(かたず)を飲んで見守っています。
今月末の裁判の判決は果たしてどのような結果になるのか、結果を待ちたいところですね。



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