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イギリスのモスクがラマダン中の喜捨で仮想通貨の受け入れを決定

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イスラム法で仮想通貨が容認されるのか。世界中から注目が集まっている今、イギリスはロンドンにあるトルコ人が所有するモスクで、ラマダン中に行われる喜捨について仮想通貨を受け入れることが分かり、大きなニュースとなりました。

本日はこのニュースに関して解説をしていきたいと思います。

イギリスのモスクが仮想通貨の寄付を受け入れ




画像引用:Gazette


世界中に多種多様な宗教がある中でも、比較的厳格なルールがあることで知られているイスラム教においては、年々増え続けるイスラム教人口が経済を動かしつつあります。

今回報じられたニュースは、イギリスのロンドン東部にあるイスラム教のモスクで、ラマダン期間中に行われる喜捨(ザカート)で、ビットコインなどの仮想通貨を受け付けることが決定されたという内容でした。

イスラム教ではシャーリア適格金融(shariah compliant)と呼ばれているルールにのっとり、利益配分や損失の負担、賃借ルールなどがイスラム圏銀行で厳格に守られています。
中でも利息の授受や投機的取引や不確実な取引が禁じられていますが、世界最大のイスラム教人口を抱えると言われているインドネシアや、アラブの一部の国では仮想通貨が容認されるなど、国によって対応も異なっていました。

これまで仮想通貨に対しては厳しいルールを持つイスラム教内においてもどのような位置づけで扱ってよいか分からないことで、イスラム教徒にとっても、仮想通貨は気になるが、なかなか手が出せない存在であったとみられていました。

そんな中で、先月4月にはインドネシアのBlossom Finance社が22ページも及ぶ報告書の中で、政府によって禁止されている国を除き、イスラム協議のシャーリアに反していないとの研究報告が公表され、大きな注目を集めていました。

今回はそのニュースに次ぐ大きなニュースとして報じられました。

報じられた内容によると、異なる通貨間の両替手数料を削減する事を目的に、今回のモスクで仮想通貨の喜捨が認められました。
今回仮想通貨の喜捨を認めたのはロンドン東部に位置する“シャックル ウェルレーン モスク”で、技術面でブロックチェーン関連企業のコンサルタントを行っているLukasz Musial氏によると、仮想通貨の口座をすでに保有している人が寄付を行う際、仮想通貨から主要法定通貨に両替を行うのはとても面倒であり、モスクでこの面倒をうまく取り除くことに成功したことで寄付が可能になったと話しています。

イスラムの教義によって財産の2.5%を生活に困っている人へ寄付する義務が定められていることから、イスラム教最大の祭典ともいえるラマダン期間中は喜捨が増え、寄付が最も活発になると言われています。
寄付者からは画面をクリックするだけでモスク側の用意している口座へ送金ができるほか、世界中からの寄付を受けられる事などのメリットも享受できるとして今回の措置に踏み切ったとみられています。

現在イスラム教ではスンニ派のトップ指導者がビットコインに関してイスラム法に反しているとの見解を述べている一方、で、シャックウェルの宗教指導者であるアブダラ アデイエミ氏は今回の決定を擁護し、「他の通貨と同じであり、私たちは取引を行うのではなく、寄付金として受け取る」と述べており、まだまだイスラム教全体での仮想通貨痛いする意見はまとまっていないことが伺い知れます。

現在のイスラム教では仮想通貨を受け入れているところはほとんどないとみられているほか、イスラム教学者の中でも意見が分かれる新たな問題でもあります。
しかし、今やイスラム教人口は世界の人口の4人に1人だと言われているだけに、今回の決定で寄付の額は昨年の2倍程度は増えるであろうと予測されています。



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