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米国財務省職員がLibraは規制順守の最高水準を達成するべきと言及

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アメリカの財務省高官が、Facebook社のLibraに対して、最高水準の規制遵守を維持していくと語っていたことが分かり、各国のメディアが注目しています。なお、同高官の指す規制は規制は、マネーロンダリングとテロ資金の防止に焦点をあてていると報じられています。

 

 

 

Libraに対して厳しい規制遵守?

 

 

アメリカ財務省の高官であるシガル・マンデルカー(Sigal Mandelker)氏が、Facebook社が独自開発して発行計画を立てているLibraに対し、最高の規制順守を維持していくと語っていたことが、海外メディアによって報じられました。

マンデルカー高官の語る規制とは、マネーロンダリング(資金洗浄)とテロ資金流用防止に対して焦点を合わせているとのこと。

 

 

Libraの厳格な規制順守

 

 

スイスのジュネーブで、シガル・マンデルカーアメリカ財務長官は、アメリカで活動を予定しているLibraと他のすべての仮想通貨に対し、マネーロンダリングとテログループによる資金調達と戦うため、アメリカの規制当局が定める規制の最高水準に従わなければならないと語っています。

 

マンデルカー財務長官によると、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨だけでなく、トークンやステーブルコイン、Libraのいずれであっても同じであり、マネーロンダリング防止とテロ資金調達との闘いは、各通貨ともにはじめから設計段階でこれらの対策を組み込む必要があると述べています。

※当サイトのLibraに関する特集記事「フェイスブックコインがついに公式発表!Libra(リブラ)の全貌を深掘り1」、「フェイスブックコインがついに公式発表!Libra(リブラ)の全貌を深掘り2」もあわせてご覧ください。

同氏はジュネーブにあるスイス政府をはじめ、国際決済銀行とともにLibraとデジタル通貨の影響について議論しました。

その中でマンデルカー財務長官は、デジタル通貨の技術革新を賞賛したものの、企業のネットワークによる違法な振る舞いや搾取の可能性を無視している現状があるとして、企業に対して批判的な見方を示しました。

 

 

スイスFINMAもLibraに対して危機感!?

 

 

マンデルカー財務長官が最高の規制順守を維持していくと語った背景には、Libraがスイスで決済システムとしてのライセンス取得を検討していることがあるのではないかとメディアは報じています。

 

今月10日に同財務長官は、FINMA(Swiss Financial Market Supervisory Authority =スイス連邦金融市場監督機構)と会談し、マネーロンダリング対策の優先順位と、特にスイスを拠点とするFacebookのLibraに対し、規制遵守の重要性を改めて表明したと伝えられています。

Libra Association(リブラ協会)は現在、スイス国内で決済システムのライセンス取得を目指していると報じられており、同国の金融規制機関にあたるFINMAは現地時間の今月11日に、発表されたステーブルコインについてのガイダンス通知をしています。

その中でLibraについて現時点でどう位置付けるべきか、リブラ協会から直接評価を求められていたことを明かしています。
これに対してFINMA側は、Libraが予定しているさまざまなサービスには追加で監督していく必要があると訴えています。

 

Libraが計画しているサービスには、明らかに純粋な決済システムのサービスの域を越えているもだとコメントし、同サービスを提供する場合、追加要件が適用されるだろうと指摘しています。

 

なお、FINMAはLibraは“金融市場インフラ規制対象”に分類されるとしており、現在の構想計画ではFINMAが発行する決済システムのライセンスが必要であるとコメントしました。

 

Libra構想が公になって以降、世界中の規制当局がLibraに対し厳しい目をむけており、マネーロンダリングリスクが高まる可能性や、一企業が“お金”を監視する構想に対して懸念を表明しています。
これらの懸念に対し、中国では“中国版Libra”と言われているDCEP(Digital Currency Electric Payments=中国のデジタル通貨電子決済) の流通を今年11月中にも開始する事を発表しています。

※当サイトの特集記事「Libraによる監視と金融界支配を食い止めたい中国独自通貨に何を思う」もあわせてご覧ください。

まだまだLibraに対して世界各国が危機感を払拭できず、位置付け自体にも頭を抱える中、より強硬な姿勢で規制を実施するとスイスが今回はあらためて言及した形となりました。



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