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インドネシアで先物取引所が国として初の仮想通貨規制を実施開始へ

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1,000以上の島々からなる多民族国家であるインドネシア。東西に広がる国内の数々の島たちは、島が異なるごとに生活様式も一変し、東に位置するほど経済発展が目覚ましく、首都ジャカルタでは日本かと見まごうばかりの高層ビル群が立ち並ぶ一方で、西端に位置する島々ではまだまだ未開の地も多い格差が激しい社会です。そんなインドネシアでこのほど、先物取引所が国として初の仮想通貨規制を実施したと地元新聞紙のジャカルタポストが15日付で報じました。

 

 

インドネシア初の仮想通貨規制が開始される

 

 

インドネシアの貿易通貨省の先物取引所監督委員会(Bappebti)がこのほど、先物取引所における暗号資産のための物理的市場の実施に関する省令(法律規制)第5/2019号を発行しました。

 

この規制は、仮想通貨トレーダー(取引者)のための優れたガバナンス原則(法的な統治)や法的確実性、消費者保護、およびBappebtiが電子インフラを介して仮想通貨の物理的市場を確立するための要件に重点をあてています。

今回の規制により、インドネシア国内における仮想通貨業界は、政府の承認の下で国内初となる仮想通貨規制の初期段階に入りました。

 

 

今回報じられた規制内容とは?

 

 

 

インドネシアではこれまで仮想通貨取引に対して否定寄りの見解を示しており、近日中にも取引全面禁止となるのではないかという見方が一般国民の間では広がっていました。
しかし、今回の法規制により、規制範囲の中での取引であれば、仮想通貨取引が自由にできるようになったというユーザーの意見が多く聞かれています。

しかし、ユーザーらから喜びの声が上がる一方で、仮想通貨市場へ参を検討している企業らは手放しでは喜べない事情がある様です。

 

ジャカルタポストの報じた内容によると、今回の法規制では、口座開設、資金の節約、暗号資産取引、暗号資産の引き出し、資金の引き出しなど、取引できる仮想通貨や仮想通貨取引の仕組みにも言及し、仮想通貨取引を規制するとしています。

第24条第3項の下では、仮想通貨取引業者は最低資本金として、口座に1000億ルピア(日本円でおよそ1,250億円)を譲渡する必要があり、そのうち800億ルピア(1,000億円)は預金として保持されなければならないとしています。

一方、暗号資産取引において顧客のファシリテーターとして承認されるため、規制規則の第8条第1項にて、現物トレーダーは1兆ルピア(1兆2,500億円)の資本を譲渡し、そのうち8000億ルピア(1兆円)を口座に残すことが要求されています。

 

 

仮想通貨は商品との位置づけ

 

 

ジャカルタポストの報じた内容によると、インドネシア貿易省の先物取引所監督委員会(Bappebti)では仮想通貨を法的に取引できる「商品」として位置づけと報じています。

 

しかしRekeningku.comのCEO兼共同設立者であるスマルディ(Sumardi)氏は、これらの法規制について、業界参入を検討している事業者からは、譲渡資本金の要件が高すぎるとの声が多数あがっているとコメント。
Bappebtiと規則のいくつか議論する必要があると語り、それ以上の詳細なコメントについては控えているという。

 

Bertebtiのダルマ・ヨガ(Dharma Yoga)氏は、監督委員会が4カ月に渡って仮想通貨の研究を実施した結果、仮想通貨を商品として取引できるようにすることを決めたと話しています。

今後、インドネシア政府は外貨両替会社の規制をはじめ、課税対策やマネー・ローンダリング、国内で頻発しているテログループとの関与・資金供与などに対しても今後は厳しい法規制を実施していく事を検討していると語っています。

 

Bappebtiでは今回の規制実施に向け、「仮想通貨製品」に対する仕様と取引などの関連手続に関する報告書を提出するように求めているほか、税務機関や警察機関との連携も実施していくという。

 

インドネシア中央銀行のBank Indonesia(BI)では、仮想通貨は決済手段として現段階では認めていません。
中央銀行はこれまでにも国民へ向けて仮想通貨取引による高いリスクについて警告を発しており、今回の政府の見解とは正反対の否定的な姿勢を崩していません。

 

国民一人が1食あたり、日本円で約50円ほどの食費で日々の生活を送り、平均月収はジャカルタでも2.5万円程度のインドネシア。
果たして、今回の法規制は本当に妥当な金額だったのでしょうか。

20年後にはGDPが中国やインドを抜き去り、1位になるだろうとみられている若者が多い国内で、今後仮想通貨がどのように受け入れられていくのか、見守っていきたいところです。



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