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インドネシア企業Go-jekが仮想通貨サービスを提供のフィリピン企業買収

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海外のメディアの報道によると、インドネシアで急速に拡大し続けている企業のひとつであるGo-jekが、今後の事業展開の前段階として、仮想通貨サービスを提供するフィリピン企業のCoins.phを買収したことが報じられました。

 

 

Go-jekが仮想通貨サービスを提供するフィリピン企業を買収

 


動画引用元:Go-jek Indoneshia YouTube公式channel

 

海外旅行へ出掛けると、東南アジアでよく見かけるバイクタクシーを組織化させてサービスを展開しているインドネシアのベンチャー企業であるGo-jek(本社:Jakarta)。

昨年9月にはベトナムでのサービスを本格的に開始し、2019年にはシンガポール、タイとフィリピンへの進出計画も発表していましたが、先日フィリピン進出の足掛かりとしてモバイルウォレットなどの提供をしている企業、Coins.ph2億7,000万ドルで買収したと発表されました。

 

現段階で契約内容について正式には明らかにされていませんが、IT関連のスタートアップ企業の情報を発信しているメディアTechCrunch(テックランチ)によると、2つの業界筋からGo-Jekが7200万ドルで買収したと情報を入手したと公表しています。
Go-Jek側にとって、今回の買収費用がこれまでの最大支出になるだろうと語っています。

Coins.phは、フィリピン国内で500万人の登録ユーザーを有する大手企業で、支払いのほか電話による送金、請求書の支払い、公共交通機関の乗り物などをカバーするモバイルウォレットを提供する企業です。
買収後もCoins.ph はGo-Jekのリソースと経験を活用しながら、通常通り運営を続けるとしています。

Go-Jek のCEO兼共同創設者であるロン・ホセ(Ron Hose)氏はインタビューで

 

私たちはどのようにビジネスを成長させ続けるかを決定しなければなりませんでした。そして最終的にはGo-Jekと一緒になって全体的に大きくて優れたものを構築できると思いました。

 

と述べています。

 

 

インドネシア国民の日常に溶け込むGo-jek

 

 

Coins.phは仮想通貨交換サービスの提供を行っており、最近ではモバイル決済や金融サービスを含むより広い範囲のフィンテックに焦点が当てられ事業展開を行っています。

今回の買収はGo-Jekにとって戦略的な買収であり、その価値は約90億ドルを超える価値があるという。

Fintech事業がGo-jekの本業である「乗客を集める」ことに今回の買収が仮想通貨市場への参入点のようには思えませんが、東南アジアでは、乗客の集まりとFintechは対になったサービスと捉えられています。
Go-Jekがインドネシアで成功した理由の1つは、GoPayサービスの台頭です。

あまりインドネシアの国民の日常関連情報が入って来ない日本から見ると、やや意外に感じられるかもしれませんが、固定電話を持たず、さまざまな事柄をスマートホンで完結させています。

Go-jekを利用して実店舗での商品購入や飲食店のオーダーをGo-jekに依頼して自宅や職場へ届けてもらったり、子供の学校送迎など、日常生活に溶け込んで多くの人が利用しています。
送金、オフライン支払い、さらには民間保険日本の健康保険にあたる保険支払い、水道や電気料金の支払い、マイクロローンまでが利用できるなど、サービス拡大は現在も広がり続けています。

このような国内状況を踏まえ、Go-JekはCoins.phとGoPayと通じて密接に協力しながら「キャッシュレス社会の拡大を図っていく予定であるとCoins.ph側は語っています。

 

 

Go-Jek がCoins.phとGoPay を通じて展開していくものとは?

 

 

Go-Jek がCoins.phとGoPayを通して展開していく今後は、保険やローンの支払い、その他の金融サービスなど、1億2500万人以上の人口を抱え、インドネシア同様若者が多く新しいモノ・情報に敏感なフィリピンで、ユーザー基盤深化を意味していくとみられています。

CEOのネディエム・マカリム(Nadiem Makarim)氏は

 

本日の発表は、フィリピンに対する長期的なコミットメントの始まりと、日常生活を向上させ、社会に良い影響を与えるためにテクノロジーを使用するという私たちの使命の継続を示しています。

 

と語っています。

 

現在、インドネシア国内での仮想通貨に対する法的な規制は明確にされておらず、違法とする声も上がっているものの、実際には規制は行われておらず、一般の投資家も売買取引を行っています。

 

今後20年でGDP上位にランク入りすると言われるインドネシア。
若い国民が今求めているものを即事業に反映させているGo-jekの展開がフィリピン企業の買収により、今後どのような展開を見せるのか、多くの人が興味深く見ているようです。



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