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初認可!ウィンクルボス兄弟のステーブルコインに中央集権型の要素?

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ウィンクルボス兄弟の発行するステーブルコインが、規制当局から初の認可を受けたステーブルコインとなり、注目を集めています。仮想通貨にない安定性があるため、今後はさらに普及していくと予測されています。初認可を受けた今回のステーブルコインは、従来の分散型システムにはない中央集権型の考えが組み込まれているため、疑問視する声も上がっています。そこで本日は、ウィンクルボス兄弟が発行した” ジェミニ・ドル”について紹介していきます。

認可を受けるために必要な2つの条件




画像引用元:Gemini-Midium


何かと話題の絶えないウィンクルボス兄弟が開設している仮想通貨取引所ジェミニから、ステーブルコインが発行されニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の認可が降りたとのニュースが入ってきました。
今までにもステーブルコインは開発されてきたものの、規制当局の許可が降りた初めてステーブルコインとなりました。
ウィンクルボス兄弟について本サイトで特集した『ウィンクルボス兄弟(Winklevoss)氏とは?Facebookとの関係~仮想通貨に影響ある人物~』も併せてご覧ください。

ウィンクルボス兄弟が発行したステーブルコインは“ジェミニ・ドル(GUSD=Gemini dollar)”と呼ばれ、イーサリアムのブロックチェーン上で取引が行われます。
仮想通貨は投資対象としては魅力があるものの、仮想通貨の持つボラティリティの高さから、投資手段としても暴落の可能性があります。
にもかかわらず、送金手段として所有する場合、暴落時の損失は桁違いとなる危険が伴います。

仮想通貨のデメリットを克服するために開発されたと言われるステーブルコインには、その安定性に魅力があります。
ジェミニ・ドルは、米国ドル1ドルに対してジェミニ・ドル1ドルを遵守する形で取引が行われます。

ウィンクルボス兄弟が今回、ステーブルコインの発行に踏み切った理由に、仮想通貨と法定通貨の溝を埋めることが挙げられています。
仮想通貨は365日24時間体制で取引が可能ですが、法定通貨は銀行の営業時間内に限られています。
この開きを埋めることで、現在行われている取引がより潤滑化されることが狙いです。

また、今回ニューヨーク州の規制当局から認可を受けたステーブルコインは、もうひとつあります。
それは、ブロックチェーン関連企業が発行している”パクソス・スタンダード(Paxos Standard)”です。

ジェミニ・ドルの持つ中央集権型要素

仮想通貨の持つ諸刃の剣と言われるボラティリティを払拭するステーブルコイン。
仮想通貨の持つ投資対象としての可能性ではなく、分散型の通貨としてのメリットに焦点を当てています。
今後もステーブルコインの開発は進んでさまざまなステーブルコインが出回る可能性があります。
利用者にとって選択肢が増え、可能性が広がっていくことはとても喜ばしいことですが、今回のジェミニ・ドルの出現により、中央集権型の要素を含んでいると指摘された点が今後気がかりになるでしょう。

ニューヨーク州の規制当局が、2種類のステーブルコインを許可するに当たり、2つの点に着目していました。
ひとつ目は、投資者保護の観点からマネーロンダリング対策を行い、消費者保護を十分にしていること。
ふたつ目は、”もし不正利用が確認された際には法的機関によって凍結や没収の可能性があり、その際は対象通貨は永久に使用不可能となる”ことを、公式サイトの利用規約に明記しなければなりません。

ジェミニ・ドルを研究したある結果によると、ジェミニ・ドルは管理者によって、自由に生成、変更できるシステムが装備され、トークンを移動できなくなる可能性があると懸念しています。

今後も仮想通貨だけではなく、さまざまな通貨の形が生まれてくることは確実と言えます。
表向きの評判だけで決断をするのではなく、細部に渡る部分まで確認する習慣が自分自身を守ることにつながり、善意のある通貨の存続を手助けすることになるでしょう。



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