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イーサリアムクラシックの二重払い発生!原因は51%攻撃の可能性!?

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2019年が幕開けした早々、再び仮想通貨市場へ不穏なニュースが飛び込んできました。その不穏なニュースと言うのが、イーサリアムクラシックが51%攻撃を受け、46万ドル相当のETCが二重払いされたというものでした。本日は早速このニュースの詳細を皆さんへお届けしたいと思います。

 

 

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イーサリアムクラシックが51%攻撃を受けた!?

 

 

9日付け時価総額ランキングで18位にランク入り(※CoinMarketCap 1月9日2時30時点の調べ)している人気仮想通貨のイーサリアムクラシック(以下、ETCと表記)、51%攻撃を受けていたと報じられました。

この51%攻撃とは、ビットコインやイーサリアム、ETCなどの承認アルゴリズムPoW(Proof of Work=プルーフオブワーク)の最大の脆弱性とも言われており、ビットコインが誕生した当初より抱かれていた懸念でもあります。

悪意ある者がETCに対して51%攻撃を仕掛け、ETCネットワーク上にあるトランザクションをReorg(リオーグ)していたことが発覚したと報じられています。
このReorgとは、これまで行われていた取引履歴を巻き戻し、書き換えられる、つまり悪意を持った再編成が行われていたというものです。

これに対してすでに一部の取引所ではETCの取扱いを一時的に停止させたり、出金処理の確認作業を増して現金化される待ち時間を長くなるようにするなどの対応を行っていると報じられています。

 

 

イーサリアムクラシック側の対応は?

 

 

昨日、8日の早朝にはETC側も公式TwitterにてETCネットワークは正常に機能している事を伝えたほか、Reorgや二重払いの可能性に触れており、仮想通貨取引所に対して慎重な取引を行う様、注意喚起を促しています。

今回の51%攻撃に対して仮想通貨市場で影響力ある人物たちがSNSなどで今回の攻撃に触れており、なかには今回のハッシュパワーが60%以上に上っていたと述べている人物もいます。

 

悪意あるマイナーとみられる人物はまだ過半数を保有しているものとみられており、空ブロックを生成して不正にマイニング報酬を引き出すなどしていると報じられるなどしています。

 

 

51%攻撃とは?

 

 

ブロックチェーン上のブロックには“ナンス”と呼ばれる値があり、このナンスを見つけるためにはとても膨大な計算式を解く必要がありますが、ナンスを見つけた者(団体)へ報酬が支払われ、新規ブロックが生成されていきます。
これが広く言われているブロックチェーンの承認作業であり、ナンスを見つけることはマニング競争の勝者です。

ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、本来このナンスは最初に発見された者、つまり1ブロックに1つのナンスを1人(1団体)が見つける、というのが一般的な解釈です。
しかし、ごくまれにこのナンスが複数のマイナーによって見つける場合があります。
このような場合、どちらのナンスも正式なブロックとして認められ、これまで続いてきたブロックがその時点で分岐してしまいます。
その後分岐したブロックは、より長く続いたブロックの方が正式なブロックと認定され、引き続きブロックが数珠つながりになる仕組みとなっています。

PoWシステムで採用されている承認は51%のハッシュパワーを必要とし、ネットワーク上に居るユーザーが全員で監視をし合いながら不正を防いでいます。

51%攻撃とは、分岐する仕組みと、承認率を悪用したもので、悪意あるマイナーが、全体の51%以上の計算能力を持つことで、ブロックチェンのネットワークのコントロールが可能になり、改ざんや二重払いなどが悪意を持って行われてしまいます。
昨年5月にビットコインゴルドがこの51%攻撃の標的になり、当サイトでも特集記事をお伝えしています。

 

※当サイトにて昨年5月24日にお送りした記事『ビットコインゴールドが51%攻撃を受けて20億円流出事件の詳細』もあわせてご覧ください。

 

 

大手コインベース社では数日前より不正を検知!?

 


※画像引用元:Coinbase公式Twitter

 

大手仮想通貨取引所であるCoinbase(以下、coinbaseと表記)社はTwitterにて数日前から不正を検知していた。二重払いなどの複数のReorgを検知し、被害額は46万ドル、日本円で5千万円以上だととツイートしています。

 


※画像引用元:CoinMarketCap

 

51%攻撃が発覚した後のETCは価格を下げ続けています。
海外メディアによると、当初ETC側は51%攻撃を否定していたと報じていますが、昨日早朝には公式Twitterにて認めるツイートを発しています。

 


※画像引用元:Ethereum Classic公式Twitter

 

現在のところ、ETC側はユーザーの被害については否定しているままです。

今後、時間の経過とともに、事件や被害の全貌が明らかになるものとみられていますが、昨年同様、新年早々に起きた衝撃的な事件に、今年も仮想通貨市場にとって波乱の幕開けとなるのでしょうか。



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