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経済危機で注目を浴びるベネズエラ国民が求めるDASHは暮らしを守れるか

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DASHが最近、価格高騰を見せており、24時間で20%も価格上昇しました。これはベネズエラでのダッシュ取引量が急増したためだと言われていますが、その背景にはいったいどのような要因があるのでしょうか。

そこで本日は、ダッシュの価格高騰と、その背景について迫ってみたいと思います。

DASHの価格が急騰中






ベネズエラでは、近年の経済の不安定さが原因で失業率が上昇するなど、国そのものが危うい状態であることが世界各国の経済ニュースなどでも伝えられています。
当サイトでも先日関連ニュースをお伝えしていますので、『仮想通貨ペトロはハイパーインフレに陥ったベネズエラの打開策か?』も併せてご覧ください。

その対策の一つとして、ベネズエラ現大統領のニコラス マドゥロ(Nicholas Maduro)氏が100,000%を超えるインフレ率を抱える法定通貨のボリバルに変わり、同国の石油生産に支えられた新通貨「ソブリン・ボリバル」を新たに発行することが報じられています。

ソブリン・ボリバルは、ベネズエラが生産する石油価格に固定されているほか、ベネズエラ国家が発行する仮想通貨のペトロと紐づけされており、仮想通貨と石油価格が連動した新通貨の発行でインフレからの脱却を図っています。

ベネズエラは今年の年末までにはインフレ率が100万ドルに達すると予想されています。
しかし、投資資金の不足のため石油生産そのものが大幅に阻害されており、国民は新たな制度にも懐疑的な見方を示しています。

これらの要因が背景となり、ベネズエラ国内ではビットコイン(Bitcoin)を初めとした仮想通貨の安定性を求めて仮想通貨取引量が激増しています。

インフレの余波から逃れてDASHへ殺到?

自国の経済崩壊と、それに対する打開策に対して強い不信感を抱いているベネズエラ国民は、自国の法定通貨に対して不安要素が大きいため、資産を仮想通貨で保有する人が急増しています。

仮想通貨の中でも、送金時間が大幅に短縮されたDASH(※以下ダッシュにて表記/旧ダークコイン:Darkcoin)に多くの国民が殺到した結果、わずか24時間でダッシュ価格が20%も上昇したことが判明しています。





ではなぜ、ビットコインではなく、ベネズエラ国民はダッシュを選択したのでしょうか。
そこにはビットコインのスケーラビリティ問題が関与しており、昨年ビットコインは約10分程度の送金時間(=承認時間)で取引が行われていましたが、昨年後半以降、特にピーク時には取引にかかる時間が20分から1時間程度かかっていました。

さらに、他の仮想通貨を見てみると、イーサリアム(Ethereum)の送金にかかる時間は約5分であるのに対し、ダッシュはわずか2.5分で送金できます。
信頼できる通貨がない国民にとって、買い物や食事などの日常使いの決済手段を求めた結果、現時点で“通常の”取引により近いダッシュが求められているとみられています。

DASHは現在のチャンスを最大限に生かして躍進中

ダッシュも今回の価格急騰を静観しているわけではありません。
現在のチャンスを活用して、サブウェイ(Subway)やカルバンクライン(Calvin Klein)などのブランドを初めとしたおよそ200社がベネズエラでの決済にダッシュを採用していると伝えられています。

ダッシュコアグループのCEOであるライアン・テイラー(Ryan Taylor)氏は、今月初めにビジネス・インサイダーのインタビューにて
「毎月国内から何万ものウォレットのダウンロードが見られています。今年の初め、ベネズエラは、中国とロシアを抜き、今では仮想通貨市場にてNo.2の市場となった。」と語っています。

ダッシュがベネズエラで取引量が急騰した背景には、ダッシュエコシステム、DASHウォレット、Bitrefillアプリがあらかじめ装備された携帯電話を製造する南米の企業であるDashとKripto Mobileのパートナーシップの発表によって実現されています。

テイラー氏によると、今後ダッシュのユーザー数は1万人を超えるとみられており、国家の経済破たんに、仮想通貨がどのように関与し、どこまで人々の暮らしを守っていくことができるのか、多くの人々がベネズエラ国民の動向に注目しています。

※参考サイト:cnn



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