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チェコのベンチャー企業がマイニングによる熱でクリプトマトの栽培!

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環境問題に発展しているマイニングマシンが発する熱を、有効活用する試みが始まっています。ビットコインとマイニングが切り離せない以上、大量消費を前提にしたマイニングの電力問題の解決が早急に求められています。そこで本日は、バイオ廃棄物からの熱でマイニングを実践している、チェコの仮想通貨取引所が実践している取り組みを紹介をします。

 

 

農業と最先端技術の融合がマイニングによる環境問題を解決?

 

 

中央で管理する機関やグループのいないケースが多い仮想通貨には、取引が正当であることを証明するためにマイニングという作業が行われています。
マイニングにはいくつかの方法がありますが、ビットコインが採用しているPoW(Proof of Work)が現在の主要なマイニング方法です。
PoWでは演算能力の高さとスピードが成功の元になるため、最新マシンを駆使して”解”を導き出すために激しい競争が行われ、昼夜を問わず膨大な電力を必要としています。

 

環境問題は地球規模で直面している課題であり、マイニングによる消費電力が地球の温度を上げていると警告をする専門家もいます。
ビットコインの取引に欠かせないマイニングが地球環境に大きな負荷を与えてしまうことは歓迎できることではありませんし、仮想通貨自体の存在意義を問う大きな問題になりかねません。

 

これらのことから、クリーンエネルギーや再生可能エネルギーを使用したマイニングを始める国や企業、マイニングによって発生する熱を再利用する試みなどが始まっています。

 

 

バイオ廃棄物の熱によるマイニングが温室トマトを作る!

 


※画像引用元:Nakamoto X

ドイツとポーランドの間に位置するチェコは夏になると30度位まで気温が上がり、冬の気温が低いながらも食料自給率は100%に達しています。
最近では有機農業が急激に増加しているチェコで、マイニングマシンから発生する熱を活用したトマトのハウス栽培が注目を集めています。
マイニングに使用されるエネルギーはバイオ廃棄物から作られる熱を利用していることから、地球環境を配慮した再生エネルギーによるマイニングです。

 

チェコの仮想通貨取引所『Nakamoto X』がベンチャー企業を立ち上げ、マイニングマシンから発生する熱を活用できる特製ハウス内でトマトを育てる試みを始めています
クリプトマト”と名付けられたこのトマトはチェコ内のスーパーなどで販売される見通しで、6000坪以上の敷地にハウスが建てられクリプトマトが栽培されています。

 

ただ冷却するのではなく合理的な活用法

 


※画像引用元:Kamil Brejcha氏Twitterより

Nakamoto Xによるマイニングマシンの熱を活用したクリプトマトの温室栽培は、マイニングによる環境問題を解決するだけでなく、明るい展望となる多くの可能性を秘めています。

チェコはすでに食料自給率が100%を超えていますが、食料自給率が低い国や気温が低いために作物の露地栽培が難しい国の場合、マイニングと農業を融合させることで地域の活性化などが期待できます。
農業とテクノロジーを結びつけ新たな分野は、アグリテクチャー(Aguritechture)と呼ばれています。

広大な地域が確保できる郊外や地方にマイニング施設と農業ハウスを建設すれば、マイニングによる税収と食料の確保が見込め、過疎化問題を解決し就職先の確保につながります。
Nakamoto Xのようにマイニングマシンの故障を避け効率を高めるために、不可欠であった冷却作業をただ単に冷やすだけではなく、合理的に活用することで新しい広がりが生まれます。

冬の寒さが厳しいロシアでは、マイニングマシンによる熱を床暖房に活用する試みが始まっています。
2020年までに2000もの仮想通貨住宅の建設と販売を目指しています。

 

仮想通貨が誕生して約10年、マイニングによって消費される膨大な電力問題が懸念されるようになりました。
他分野でのテクノロジーも急速に進化し電力を消費していることから、環境問題を先延ばしできる猶予はありません。

 

エネルギーを消費するだけの時代は終わり、別の視点や側面からも物事を捉えていくことが、地球環境を守ることにつながります。
環境問題を含め永続的な視野を持って仮想通貨の投資やマイニングに取り組むことが、仮想通貨の価格を安定させマイニング業界の発展にもつながる確かな道になるのではないでしょうか。



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