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今週の仮想通貨市場はテザーが新ステーブルコイン発行などニュース増

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今週の仮想通貨市場では、テザーは金に裏打ちされたステーブルコインを発売したほか、ボーダフォンがLibraプロジェクトから離脱することが明らかになるなど、今後の市場に影響を与えそうなニュースが続きました。

 

 

 

ダボス会議の内容

 

 

世界の大統領や首相だけでなく、世界的大企業のCEOやCTO、COOなどに加え、ジャーナリストは、毎年スイスの小さな街“ダボス”で開催される世界経済フォーラム、通称“ダボス会議”へ参加しています。
このダボス会議ではさまざまな議題を話し合いますが、今回はデジタル通貨について話し合いの場が設けられました。

ダボス会議では、中央銀行が主導したデジタル通貨の作成と発行を検討している場合、ダボスのWEFが発表したガイド「CBDC Policy-Maker Toolkit」に基づいたデジタル通貨の発行が推奨されました。
このツールキットは、WEF(World Economic Forum=世界経済フォーラム)が10超の中央銀行を含む約40の学者および組織と連携してツールキットを作成しています。

※当サイトのダボス会議に関する特集記事「世界経済フォーラムと世界銀行でも活かされるブロックチェーン技術」もあわせてご覧ください。

複数のワークシートと情報ガイドで構成されたツールキットについてWEFは、このようなものがこれまで作成された事はなく、今回のツールキットが初めてだと主張しています。
タイ銀行とバーレーン中央銀行の両方がすでにこれを用いてデジタル通貨作成プロジェクトを進めていると言われています。

元商品先物取引委員会の元会長であるクリストファー・ジャンカルロ(Christopher Giancarlo)氏は、先週、FRB(The Federal Reserve Board=連邦制度準備理事会)に対し、独自デジタル米ドルをリリースするよう説得することを目的とした非営利団体Digital Dollar Projectを立ち上げ、ダボス会議で詳細を述べました。

 

ジャンカルロ氏の意見では、独自デジタル米ドルは、中央銀行のお金としてのアメリカ政府の完全な信用と信用を享受するだろうと語っています。
独自デジタル米ドルは、銀行と“信頼された”支払い処理業者を通じて配布され、中国のデジタル人民元によって設定された前例に従って、小売、卸売、および越境取引をサポートできるだろうとも語っています。

同氏はFacebookが運営するLibraプロジェクトのような民間企業の動向によって、中央銀行がすでに行動していると考えています。
イニシアチブを握るFacebookなどの企業は、革新を促進し、お金に新しくより明確な見方を提示するほか、新しいデジタル経済によって従来のアナログ・フラット・マネーの有効性をとらせていいくと主張しています。

 

 

ボーダフォンがLibraプロジェクトから脱退を表明

 

 

Libraといえば、Facebook主導のLibra Association (リブラ・アソシエーション)が運営する安定したコインネットワークですが、Libraプロジェクトに賛同するプロジェクトへの参加企業として名乗りを上げていた通信大手のVodafone(※以下、ボーダフォンと表記)が、同プロジェクトから離脱することが明らかになりました。

※当サイトのLibraに関する特集記事「フェイスブックコインがついに公式発表!Libra(リブラ)の全貌を深掘り1」、「フェイスブックコインがついに公式発表!Libra(リブラ)の全貌を深掘り2」、「日本が独自のデジタル通貨を望む背景にはLibraと中国デジタル背景が!?」もあわせてご覧ください。

離脱を表明したボーダフォンは、規制の不確実性のために離脱を決めたことを発表しました。
Libraプロジェクトは世界各国から100社を超える企業が加盟していると各メディアで報道されていましたが、発表とほぼ同時に各国政府関係者を中心に大反発。
プロジェクトの雲行きも不安視されると、プロジェクト参加企業からは離脱表明が相次ぎ、ボーダフォンは8番目に脱退を表明した企業となりました。

 

Projectの離脱を表明したボーダフォンは、金融包摂の拡大に真の貢献をすることであると参加企業に名乗りを上げていた背景からか、引き続き評価を行い、最終的な決定は必要なすべての規制上の期待を完全に満たす協会の能力など、いくつかの要因によって決定していくことをボーダフォン広報担当者が発表しています。

Libraについては欧米諸国を中心に強い反発の声が上がっており、EUのバルディス・ドンブロフスキー(Valdis Dombrovskis)財務委員は、強力な規制を実施すると強硬姿勢を明らかにしました。

 

 

テザーがテザーゴールドを発売

 

ステーブルコインであるテザー(Tether/通貨コード:USDT)は今週、金に固定されたステーブルコインである「テザーゴールド(Tether Gold/通貨コード:XAU₮)」を発売しました。
EthereumおよびTRONブロックチェーンで利用できるとのこと。

ERC-20トークンおよびTRONブロックチェーンのTRC20トークンとして利用可能なXAU ₮は、1XAU₮イコール1オンスの金を保持することに相当し、必要に応じてスイスの金庫に保管された金を取引できるとしています。

テザーは以前、ドルで固定されたステーブルコインは米ドルに1対1で裏付けられていたと主張していましたが、最終的には74%しか裏付けられていないと認めており、現在は姉妹会社であるビットフィネックスとともにニューヨーク司法長官によって調査されています。

※当サイトのテザーに関する特集記事「テザー(Tether)とは?歴史や仕組みなど初心者にも簡単に分かりやすく解説」、「NY司法長官がビットフィネックスとテザー訴追で今後どうなる?」、「仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)がTether(テザー)へ1億ドルを返済」もあわせてご覧ください。

テザーはまだまだアメリカの司法制度との攻防戦を繰り返しており、解決の糸口は見えていないのが現状です。

 

 

※参考サイト:World Economic Forum「Central Banks ‘Waking Up’ to Digital Currency, Create New Framework for CBDC Deployment with World Economic Forum(直訳:中央銀行がデジタル通貨に「目覚め」、世界経済フォーラムでCBDC展開のための新しいフレームワークを作成)」



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