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Bitfinexを利用したマネーロンダリング加担でクリプトキャピタル社長逮捕

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今月24日、複数メディアが仮想通貨関連企業のCrypto capital社の社長が、マネーロンダリングに関与した疑いでポーランド警察に逮捕されたことを報じました。同社長は国際麻薬カルテルの一部だと非難する声も上がっているという。

 

 

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クリプトキャピタル社の社長逮捕

 

 

今週木曜、ポーランド警察が仮想通貨関連企業であるCrypto capital社の社長であるイヴァン・マヌエル・モリーナ・リー(Ivan Manuel Molina Lee)容疑者を、マネーロンダリングの疑いで逮捕したことが複数メディアによって報じられました。

 

地元メディアの報道によるとモリーナ・リー容疑者は、コロンビアの国際麻薬カルテル(麻薬の製造・売買に関する活動を行う組織)のために仮想通貨を使ったマネーロンダリングを行った疑いがもたれており、ギリシャで拘束された後、ポーランドへ移送されたとのこと。

ポーランド当局は、コロンビア現地の銀行に預金されていた15億ポーランドズロチ、日本円で約422億円をすでに押収しているという。

 

 

Crypto Capital 社とBitfinex の関係とは?

 

 

仮想通貨関連企業であるCrypto Capital社は、仮想通貨決済を請け負う業務を行う企業で、仮想通貨取引所のBitfinexが8億5,000万ドルの顧客資金を委託したと供述している企業です。

テザー問題に揺れるBitfinexは自社資金と顧客資金を混在させた状態の巨額資金、を預け、後にCrypto Capitalへ委託した資金にアクセスできない状態だと述べており、アクセスできない資金の損失を補うため、今年5月にIEOを通じて10億ドルのトークン販売を実施しています。

 

Crypto Capital社はパナマに籍を置く企業で、資本金はわずか5,000ドル、自社資産の2割がBitfinexによる資金で、この資金がアクセスできない状態であるとBitfinex側は主張しています。
Crypto CapitalとBitfinexの間には出入金トラブルが発生していたことが後に関係者の話によって判明しています。

 

 

モリナ・リー容疑者について

 


※注)画像はモリナ・リー容疑者ではなく、イメージ画像です

 

モリナ・リー容疑者は、ヴロツワフの検察庁が発行した欧州逮捕令状に基づいて拘留され、地元メディアによると、同容疑者はポーランドマゾフシェ県ミハウォビツェに登録されている仮想通貨会決済企業の社長を務める人物です。

ポーランド司法省は仮想通貨「SP」名義の銀行口座を押収したことを以前、報告しており、その際に押収した資金3億5,000万ドルで、伝えられるところによれば仮想通貨SPで保有していたと公表されています。

ポーランド国家検察庁によると、この件でのマネーロンダリングは「ポーランド検察庁の没収に対する史上最大」だったとのこと、
Crypto Capitalを通じて仮想通貨決済サービスを利用していたのはBitfinex意外にBinance、Kraken、BitMEXなど、大手通貨取引所も利用していたことが分かっているほか、創業者急死によって騒動となっていたカナダの仮想通貨取引所クアドリガCXとも取引があった事がわかっています。

 

今回の件はポーランドおよびその他の国で2016年12月から2018年2月まで活動する国際麻薬カルテルグループのメンバーによって行われたマネーロンダリングを対象としていたもので、検察によると、約14億PLNが、「犯罪行為による可能性が高い」さまざまな団体を通じてポーランドの銀行の銀行口座に振り込まれていたことが公表されています。

調査の過程で、5人が容疑者が浮上しており、モリーナ・リー容疑者も仮想通貨取引所を通じてコロンビアの国際麻薬カルテルの犯罪資金をマネーロンダリングした疑いで手配されていたという。
なお同容疑者は、すでにポーランド警察当局によって移送後、中央調査局にて取り調べが続いています。
押収された資金に関連してポーランド当局がモリーナ・リー容疑者を探しており、その理由として仮想通貨取引所を通じてコロンビアの麻薬カルテルの資金をマネーロンダリングしていた件について捜索していたと報じています。

 

 

アメリカ当局もCrypto Capitalを起訴!?

 

 

Crypto Capitalは今年5月に、仮想通貨取引所に対して地下銀行を行っていたとして連邦検事局が関係者らを起訴しています

なお、Bitfinexは今月18日に、Crypto Capitalに保管し、凍結されている8億8000万ドルを取り戻すため、カリフォルニアの裁判所で証拠開示申請をしています。

※当サイトのBitfinex証拠開示申請に関する特集記事「テザー問題でBitfinexは隠ぺい疑惑浮上の8.8億ドル回収支援へ乗り出す!?」もあわせてご覧ください。

Crypto Capital 社に関してはBitfinexをはじめ、クアドリガCXとの取引が明らかになるなど、グレーな印象を受ける関係が多いだけに、今後もしばらく同社の動向から目が離せそうにありません。



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