暗号通貨 最新ニュース

フォーラムでJ.クリストファージャンカルロ会長が仮想通貨に言及

投稿日:

 

米国商品先物取引委員会は仮想通貨に対して寛容な姿勢を見せていましたが、任期満了が間近に迫っているJ・クリストファー・ギアンカーロ氏がルーマニアのブカレストで開かれたEurofiフォーラムにて仮想通貨規制について言及しました。

 

 

スポンサーリンク



J・クリストファー・ギアンカーロ氏が語る仮想通貨規制

 

 

今月4日、ルーマニアのブカレストで開催されたEurofiフォーラムで、任期満了が目前に迫っている米国商品先物取引委員会(CFTC=U.S. COMMODITY FUTURES TRADING COMMISSION)委員長のJ・クリストファー・ギアンカーロ氏が仮想通貨規制に関して発言したことが海外メディアによって報じられました。

 

CFTC委員長としてEurofiフォーラムで発言ができるのは恐らく最後であるとしつつ、自由な発言をさせてほしいと前置きをしたうえで同氏は、仮想通貨の方針や規制・対策について、周囲の環境からは抵抗があったと明かしています。

しかし同氏は、このような抵抗に対し、「物事を知りたい場合は遠くからもよく見る事である」と述べています。

 

これは将来のビジョンとしてアメリカとEUの規制や監督機関の協力が必要であるとしており、同氏自身が両者の橋渡し役となるべく、長い間関わってきたからこそ語れる両者の視点からの発言であると海外メディアでは報じています。

 

 

J・クリストファー・ギアンカーロ氏が見る最優先事項

 

 

アメリカがEUとなぜ協力関係を強化する必要があるのかについて同氏は、最優先事項であり、協力関係を通じて金融市場が成熟した成長を支える事になる。
繁栄を高め続けるのは協力関係なしには成り立たず、市場の効率化や細分化を生み出し、結果として企業や製造業、農業等での生産性の向上、新技術の研究や開発、より多くの労働者雇用、年に必要な資本やリスクヘッジなどを妨げるとしています。

 

また、これらと同じ様に重要なことは、ヨーロッパアメリカはともに働くことができる姿勢を世界に示し続けなければならないとしています。

ヨーロッパは起業家精神を発明し、アメリカはそれを受け入れ、法の支配や人と財産の保護、そして自由市場経済学のチャンピオンなどの属性を世界で最も重要な経済の一つにしたからこそ、協力し合い、健全な規制、そして強力な執行に支えられた自由で開かれた市場の恩恵を世界の他の国々に示すことができると語っています。

 

同氏は、これらが金融規制にとって何を意味するのか、それがヨーロッパとアメリカがどのように取引、投資、ヘッジを行うのかを統制するための基準と規則が共同で策定される事を意味しており、欧米間協力はそれぞれの市場をはるかに超えたリーダーシップの証明を表しているとみています。

 

抵抗勢力へのコミットメントへ

 

 

欧米間の規制・監督協力を成功させるための最後の要素は、共通の原則へのコミットメントであるとJ・クリストファー・ギアンカーロ氏は語っています。

 

市場ベースのソリューションへの取り組みを共有し、規制上の課題に直面した際には規則や方針がどのように市場をより良く効率的に機能させるのに役立つかを見なければならいとしています。

 

国際的には、CFTCはG20改革の有効性を見直すための金融安定理事会(FSB=Financial Stability Board)と証券監督者国際機構(IOSCO=nternational Organization of Securities Commissions)の努力を強く支持していました。

CFTCでの同氏の初期の取り組みの1つはProject KISSで、規則と規制の大規模な見直し、そしてさらに単純で安価であり効果的なものにはしないようにしていたと述べています。

ビットコインのような暗号資産に関する新しいデリバティブ商品の開発に対するCFTCのアプローチは、暗号資産の開発とそれをサポートする基盤となるテクノロジの開発を抑制するために法的権限を使用する要求に抵抗していました。

市場の力によってビットコインの適切な価値を判断させるため、市場の動向を注意深く監視しながら、ビットコイン先物のような新製品の導入を妨げないようにしていたと明かしています。

 

規制の尊重が国境を越えた貿易や投資に対して健全な規制を提供するためリスクの軽減を図れるとしています。

 

 

J・クリストファー・ギアンカーロ氏が語る課題とは

 

 

CFTC会長として同氏は在任期間中に、ヨーロッパや日本、シンガポール、オーストラリアのために一連の尊重決定を下しており、いずれの場合も管轄区域外ではアメリカとは異なる要件があると認め敬意を持って行動していたと打ち明けています。

市場規制を政治から隔離することが課題であるとしており、市場規制は投資家保護や市場ユーティリティの安全性および健全性、取引市場の効率性などの目的に焦点を合わせなければなりません。
その代わりに国内政治が規制の優先順位を決定し、勝者と敗者を選び、市場の運営に支障をきたすと、国境を越えた規制と監督の協力が難しくなるため、規制面での協力は政治的な配慮がなくても行われるのが最も効果的だと語っています。

そしてもう一つの課題として、規制および監督上の協力は、規制当局間の誠実さにかかっており、コミュニケーションが必要だと語っています。

 

当局は「人」で構成されていることから、頻繁で率直なコミュニケーションが必要で、異なる当局に奉仕する人々の日々の関係次第であるとしています。
誠実なブローカーと真実の対話者は不可欠で、それらが存在しない場合、協力関係は築くことができないとしています。

 

金融規制当局および関連規制機関との国際的な取り組みのすべてにおいて、CFTCが率直かつ率直に行動し、適切な場合にはリーダーシップを発揮し、常に尊重し、慎重に検討することを優先していたからこそ、CFTCは海外の規制当局者からも信頼されていたと話しています。

 

クリプトの父としての異名を持つJ・クリストファー・ギアンカーロ氏だからこそ、今後の仮想通貨市場に対しての欧米間の協力を自らの任期満了後の未来へ託したい想いが今回のスピーチへとつながったのではないでしょうか。

※参考サイト:米国商品先物取引委員会(CFTC=U.S. COMMODITY FUTURES TRADING COMMISSION)『Remarks of Chairman J. Christopher Giancarlo at the Eurofi Financial Forum, Bucharest, Romania』



-暗号通貨, 最新ニュース
-,

Copyright© Crypto Go , 2019 AllRights Reserved.