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グローバル展開する楽天の展望は、仮想通貨による「国境のない通貨」

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設立から20年を迎えたばかりの楽天が新たな事業構想を発表しました。
1997年に設立された時には、6人の従業員と1台のサーバーから始まった楽天は、未来へ向けてどんな風に展開をしていくのでしょうか。

今回発表された新たな構想は、2006年に発表された「楽天エコシステム(経済圏)」が総括的にサポートすることで、飛躍していくことが期待されています。

楽天三木谷社長の将来を見据えた布石




画像引用:楽天『Mobile World Congressに三木谷が登壇』より


新しいアイディアを次々に生み出し形にしている楽天は、日本を代表する指折りの企業に成長したと言えるのではないでしょうか。
昨年末に、新たな事業として携帯電話事業に乗り出すことを公表しました。

楽天がプロ野球とJリーグオーナー企業であることを知っている日本人は、たくさんいるでしょう。
楽天が所有しているプロチームは、楽天イーグルスとヴィッセル神戸ですが、海外チームのスポンサーの座を新たに手に入れました。

スペインの名門中の名門でもある「FCバルセロナ」とも、去年の7月に4年間のスポンサー契約を交わしました。
楽天が支払った契約金額は、1年の契約延長分を入れると日本円で320億円になるようです。

有名選手ばかりが集まるバルセロナのユニフォームの胸の位置に、「Rakuten」という文字が刻まれました。
スペインでの知名度は決して高くはなかったのですが、一日にしてバルセロナの街中にRakutenの名前が広がりました。





そして、今年の2月に同じくバルセロナで開かれた「Mobile World Congress 2018」では、楽天の三木谷社長が壇上に上がり、楽天の紹介から始まり、今後の展望を語りました。
その中で、携帯電話技業参入への意気込みとブロックチェーンを基盤にした「楽天コイン」の構想も公表しました。

楽天が目指すビジョンは「国境のない通貨」

2月27日にバルセロナで独自の仮想通貨である、楽天コインの展望を発表してから、約4カ月後の7月3日にロシアで楽天コインを発行することを公表しました。

ロシアの国営通信「イタル・タス」によると、楽天コインが実現するのは、来年の2019年の予定で、楽天の子会社である「Viber」のウォレット内で使え、法定通貨であるルーブルやドル、そしてユーロと交換できるシステムになります。

Viberは、イスラエルで開発された通話とメッセージのアプリを2014年に楽天が買収したものです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、東ヨーロッパや中央アフリカなどの登録ユーザーを合わせると、10億人を突破しています。
重複ユーザー数を考慮しても、大きなシェアを抱えています。

楽天コインが発行されるロシアにおいても、ユーザー数は4,500万人で、WhatsAppの次に多く使用されています。

楽天コインは、クレジットカードの使用から獲得できる楽天ポイントとブロックチェーンとで構築した独自のコインとなり、世界規模で使える、高い付加価値のあるプログラムとして提供する計画です。

Viberの最高経営責任者(CEO)であるDjamel Agaoua氏は、楽天によって発行される独自の通貨は、楽天が10年前から掲げている楽天エコシステムによって、バックアップされることになると語っています。
エコシステムは、楽天グループ内の人や技術、サービスを有機的なつながりで結び、グループ内での循環を高める目的があります。
そのため、楽天の進めるさまざまな部門と多様なサービス間で楽天コインが躍進を見せる可能性がAgaoua氏の発言から想像できます。

先日、LINE株式会社が仮想通貨交換所をグローバルに開設していく計画を発表しました。
様々な情報によって、常に市場や価値が揺れ動くのが経済の性質でもありますが、楽天やLINEのように注目を集める企業の仮想通貨やブロックチェーン関連への新たな動きは、市場の活性化に大きく貢献するものと思われます。

参考サイト:楽天『Mobile World Congressに三木谷が登壇』より



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