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仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)がTether(テザー)へ1億ドルを返済

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大手仮想通貨取引所のBitfinex(ビットフィネックス)が1億ドル、日本円にして約108億円を子会社であり、ステーブルコインのTether(テザー/通貨コード:USDT)に法定通貨で返済したことを2日付の公式サイト内のお知らせで発表しました。

 

 

 

BitfinexがTether に1億ドルを返済

 

 

大手仮想通貨取引所Bitfinexの公式サイトによると、今月1日に今年度の第2四半期財務状況に基づき、未払い融資枠(ローン)を1億ドル、日本円にして約108億円を子会社であるTetherに返済したとしており、テザーの銀行口座へ電子送金にて返済をした事がわかりました。

※当サイトのBitfinexに関連する特集記事「NY司法長官がビットフィネックスとテザー訴追で今後どうなる?」、「問題の渦中にあるビットフィネックスがIEOで資金調達を計画!?」、「疑惑の渦中にあるビットフィネックスとテザーが勝利宣言を発表!?」もあわせてご覧ください。

 

Bitfinex側は顧客らの資金と、自社資金を分けずに保管していたことが発覚。

提携先のパナマ拠点の決済サービスを提供するクリプト・キャピタル関連で7億ドル(日本円で約784億円)の巨額損失を生み出し、その補てんに7億ドル、日本円で750億円相当のテザーを利用した疑いで今年4月25日付でニューヨーク州連邦裁判所によって不正疑惑の罪で告発されていました。

 

Bitfinexは6月30日までに融資枠の下で発生した利息をTetherへ全額前払していた事もあわせて公表していますが、Bitfinexでは資金の損失についての詳細な情報は一切公開していません。

 

 

損失補てんとアクセス制限回避にIEOを実施!?

 

 

Bitfinexでは750億円相当のTether不正使用に対し、ニューヨーク司法当局は資産の利用が950億円の損失をカバーしていたと指摘されていましたが、今年5月に独自トークンであるLEO(レオ)のIEO(Initial Exchange Offering)にて10億ドル相当のテザーを調達しています。

※当サイトのIEOに関連する特集記事「ICOの次をゆくIEOの紹介!取引所の介入で信頼できる仮想通貨投資法」 もあわせてご覧ください。

IEOで調達した資金10億ドルは、日本円でおよそ1,100億円相当に上り、この資金調達の一部は先の損失補てんに充てられるとみられています。

 

 

これまでの流れ

 

 

Bitfinexが今回1億ドルを支払ったのはあくまでも不正に利用された莫大な額の一部で、今後も定期的な返済義務が伴います。
裁判では当初、最高裁判事の命令によってUSDTの準備金の移動を原則的に禁じる判決が下されていました。

 

Bitfinexは世界仮想通貨ランキングで50位以内に入る大手の仮想通貨取引所で、これまでに多くの顧客を獲得しています。

一方のTetherもアメリカドルに連動したステーブルコインUSDTとして誕生していますが、さまざまな疑惑が浮上しており、今回巨額の返済を行った背景には、新たにクリプトキャピタルが関与しての三つ巴の疑惑に発展していました。

これに関し、マンハッタンの最高裁判所へ提出された報告書には、Bitfinexが契約書作成をせえずにクリプトキャピタルへ巨額の資金を送金。
この資金には“仮想通貨取引所Bitfinex”としてユーザーらから預かった資金も含まれており、さらにはテザーの準備金7億ドルも含まれていたとされています。

 

Bitfinexは昨年顧客らの出金依頼に対応できないトラブルが発生しており、これらの問題が上記の巨額送金が理由で発生したトラブルではないかとみられています。

 

これら一連のトラブルに対して提訴に発展し、ニューヨーク最高裁は、調査が継続している間は会社の運営を保留としたほか、Tetherの準備金移管の停止などの命令を下しています。

なお、これらの差止命令は90日で期限切れとなり、その後司法判断によって2週間前までに命令の延長請願が可能とされています。

 

 

※参考サイト:
Bitfinex
Bitfinex「Bitfinex Repays $100M of Outstanding Loan Facility to Tether



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