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テザー問題でBitfinexは隠ぺい疑惑浮上の8.8億ドル回収支援へ乗り出す!?

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今年4月以降、世界中から注目を集めているBitfinexとテザー社の不正疑惑問題で、先日親会社のiFinex Inc.社が南カルフォルニア裁判所に対して証拠開示申請書を申請したことが分かりました。

 

 

 

テザー問題の資金回収に進展か?

 

 

香港に拠点を構える仮想通貨取引所のBitfinex社を運営するブリティッシュアイランド諸島に拠点を構える親会社のiFinex Inc.が、南カリフォルニアセントラル地区裁判所に対して今月18日、証拠開示申請書を提出したことが分かりました。

 

Bitfinexは、支払い処理会社であるCrypto Capital社が支払うべき8億8,000万ドルを回収するための請求とみられています。

同取引所はニューヨーク州検事総長との訴訟で既に拘束されており、中央カリフォルニア地方裁判所で文書の発見と作成を求める召喚状申請を提出しています。
TCA Investment Bancorp and Trust Company (TCA Bancorp.)の副社長であるRondell “Rhon” Clyde Monroe氏の法廷召喚おとび宣誓供述書の作成と書類の提出を求めていると報じられています。

※当サイトのBitfinexのテザー疑惑問題についての特集記事「BitfinexとTetherの聴聞会前に新たな疑惑浮上と銀行口座の閉鎖が決定!」、「NY司法長官がビットフィネックスとテザー訴追で今後どうなる?」もあわせてご覧ください。

申請書によるとBitfinex社は、Crypto Capitalが政府機関によってアメリカやポーランドなどの銀行口座が差し押さえられたほか凍結され、昨年末頃より同社にある8.8億ドル、日本円で約950億円相当の資金が引き出せないと主張していました。
同社では資金を回収するため、各国で法的手続きを順次開始させており、今回の開示申請についてもこれら一連の流れであると海外メディアは報じています。

 

 

Bitfinex とCrypto Capital 関係悪化の経緯

 

 

今回申請されたのは、資金回収の請求に必要不可欠な情報の請求としており、出願人の請求を数億ドルに実証すると述べています。

Bitfinexは、詐欺で調査中のReginald Fowlerが運営するイギリスを拠点とするGlobal Trading Solutions社から、総額8億8,000万ドルのうち3億600万ドルを回収することを目指しています。
Bitfinexの申請は、パナマに本拠を置くCrypto Capitalのヨーロッパのさまざまな銀行へのアクセスを提供したと主張しています。

BitfinexがCrypto Capitalと関係を持ったのは2014年からで、Crypto Capitalは銀行が仮想通貨に関する規制上の不確実性によりBitfinexとの関係を終了し始めた後、すぐに取引所と協力する意決済処理業者の1つとして関係を構築しています。
2017年から2018年の強気相場での仮想通貨市場の急増により、大手トレーダーが市場にかなりのポジションを置いたため、Crypto Capitalに資金が流入し、昨年7月までに10億ドルを超える資金を保有していたと主張しています。

 

Bitfinexは、Crypto Capitalは単一のアカウントを使用しなかったが、投資家から受け取った資金を複数のアカウントに分散していると主張しています。
この訴訟で指名された銀行には、HSBCとシティバンク、バンクオブアメリカ、バンクオブコロラド、エンタープライズバンクアンドトラストが含まれていることが分かっています。

 

 

テザー問題の概要

 

 

8億8,000万ドルもの巨額資金は、テザー(Tether)が管理する顧客資産を利用・隠ぺいしたとして、ニューヨーク州司法当局が今年4月に訴追したテザー裁判で指摘されていたもので、裁判の争点にもなっています。

 

親会社であるiFinex側から証拠開示の申請書の提出へとアクションが取られたのは仮想通貨市場においても重要なポイントになるのではないかとみる機運が強まっています。

iFinex社による同申請はアメリカの連邦法に基づき申し立てられており、海外での裁判の支援のためにアメリカの裁判所で開示手続きが認められる事が可能になるものとのこと。

 

 

同裁判は今年4月25日付でニューヨーク州司法長官が、テザーの発行元および、関連会社、そして大手仮想通貨取引所のBitfinexの運営会社であるiFinexが、顧客らの資金で発生した損失8億5,100万ドル、日本円で約9,500億円の隠ぺい工作をしていたことが発覚し、訴追されたものです。

ビットフィネックス側は顧客らの資金と自社資金を分けずに混在させた状態で保管していたほか、提携先のパナマ拠点の決済サービス企業であるクリプト・キャピタル関連で生じた補てん損失に7億ドル、日本円でおよそ785億円のテザーを利用していたとされています。



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