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豪ドルと連動するステーブルコインが仮想通貨のデメリットを克服?

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米ドルと連動する仮想通貨はすでに取引が開始されていますが、本日は豪ドルが担保になる仮想通貨の開発が始まっているニュースをお伝えします。従来の仮想通貨の不安要素でもあるボラティリティを克服できるステーブルコインは、仮想通貨を活用する人たちの裾野を広げる可能性が十分期待できます。オーストラリアで進行中のステーブルコインの紹介をしますので、今後の展開にも注目していきましょう。

仮想通貨の不安定要素を払拭するステーブルコイン






仮想通貨の持つどの側面をメリットとして受け取るのかは、人によって違いがあると思います。
投資の対象としか捉えてない人もいれば、なんとなく流行りだから購入してみたという人もいるでしょう。

仮想通貨は開発されてまだ日が浅いため、一部の側面しか多くの人は知らないかもしれません。
株やFX以上に価格が上昇するため、当たれば大儲けができるけれど、逆の場合は投資額が回収されず、赤字になるケースもあることは多くの人に浸透しているでしょう。

また、今年に入って濱著になっているハッカーによる流出事件が絶えないことから、仮想通貨は”怪しい投資”と感じている人が一定数存在しているのも事実です。

確かに仮想通貨には他の投資手段では考えられないほどの価格変動があります。
この振り幅を”ボラティリティ”と表現するのですが、ボラティリティが大きすぎるために日常利用したいと思っている人は特に抵抗を感じるでしょうし、投資目的での購入でさえためらってしまう可能性もあります。

そこで新しい発想から生まれた仮想通貨がステーブルコインです。
法定通貨や数種類の仮想通貨と結びつけをするため、従来の仮想通貨が持つボラティリティを最小限に抑えることが可能です。

先日、ウィンクルボス兄弟が発行したステーブルコインがニューヨーク州の規制当局の認可を受けたニュースは当サイトの『初認可!ウィンクルボス兄弟のステーブルコインに中央集権型の要素?』でも紹介しました。

ウィンクルボス兄弟の開発したステーブルコインはジェミニドルと言い、アメリカの法定通貨ドルと連動させることでボアティリティが抑えられる仕組みになっています。

高いボラティリティを保有する投資対象ではなく、安定した形で仮想通貨を所有したいと希望する声が仮想通貨のメリットを知っている人ほど多く存在しています。
利用者のそういった要望から、安定性を確保できるステーブルコインの需要は確実に高まっています。

※ウィンクルボス兄弟について本サイトで特集した『ウィンクルボス兄弟(Winklevoss)氏とは?Facebookとの関係~仮想通貨に影響ある人物~』も併せてご覧ください。

オーストラリアのステーブルコイン計画

市場が求めている通貨のプロジェクトがオーストラリアで始まっています。
オーストラリア内でも老舗と呼ばれる取引所BitTradeと、ブロックチェーン技術を活用した雇用を促進するオーストラリアの企業Emparta社が相互に協力をしながら、オーストラリアドルを担保にするステーブルコインの開発に乗り出しました。

BitTradeでマネージングディレクターを務めるジョナソン ミラー(Jonathon Miller)氏は、「新しく発行されるステーブルコインが緩衝材となり仮想通貨が作り出すギャップを埋める役割を果たすことになる」と期待しています。
また、Empartaのジェームス ヒル(James Hill)氏は、ステーブルコインが確実にオーストラリアドルと換金されることから、米ドルと連動しているデザーとの違いを強調しています。
Empartaはブロックチェーン技術を利用して、雇用主や働き手の手続きなどを合理化できるサポートもしており、すでに仮想通貨での支払いも取り入れていることから、今後は給与の一部をステーブルコインやビットコインで受け取り、残りは豪ドルで引き出すことも可能になります。

BitTradeとEmpartaの間では、新ステーブルコインの発行まで大詰めを迎えている様子ですが、年内に取引が行われることはないとしています。
税務当局や証券投資委員会などとの話し合いを進めている段階であること、銀行との関係を構築中であることが発行が来年になると予測される原因です。

今回の開発はプロトタイプで進められていくため、順次試作品を提供しながら理想とする形に仕上げていきます。
今後もオーストラリアにおける法定通貨を担保にしたステーブルコインの進捗具合は随時発表されていくでしょう。



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