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量子コンピューターが暗号化を破るとどうなるかテロ対策専門家が予測

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もはや想像上の恐怖ではなくなってきた量子コンピューターの脅威。テロ対策専門家や元海軍信号官も世界中の国家安全保障機関の優先事項だと語っています。いいったい、量子コンピューターが各国をどのような脅威に陥れるのでしょうか。

 

 

 

専門家が予測する暗号化

 

 

ロンドンに拠点を置くサイバーセキュリティー企業Post QuantumのCEO(最高経営責任者)であるアンデルセン・チェン(Andersen Cheng)氏が、量子コンピューティングテクノロジーが3年以内に暗号化技術を超えるだろうと語り、専門家の間で大きな関心が寄せられています。

 

※当サイトの量子コンピューターに関する特集記事「近未来の新技術、量子コンピューターは仮想通貨の驚異になるのか」、「量子コンピューター技術を追い抜こうとするビットコインの高度技術」もあわせてご覧ください。

チェン氏はPost QuantumのCEOとして勤める傍らで、Nato、GCHQ、NCSCなどの最高機密組織のテロ対策部門でも働いていることでも知られています。
世界的な最高機密機関で務めるチェン氏がデジタル通貨の世界全体は、秘密鍵署名の信頼とセキュリティに基づいて作られており、その信頼が崩れると、ビットコインの価値はすぐにゼロになるだろうと述べています。

チェン氏による仮想通貨の危機に対する警告は、他のその業界からの警告よりも明らかに緊急性を帯びていると受け取るメディアも多く存在しています。

商用トラップイオン量子コンピューターを提供するIONQのCEOスチュワート・アレン(Stewart Allen)氏は、10年後には量子コンピューティングがブロックチェーンに問題を引き起こす可能性があると海外メディアDecryptに語っていたことが報じられています。

また、イーサリアム(Etherum)のコア研究者であるダニー・ライアン(Danny Ryan)氏は、アレン氏と同様に考えており、異なっているのはその時間で、ライアン氏は20〜30年で問題を引き起こすのではと考えています。

 

 

世界をけん引してきた米国が遅れをとりはじめた!?

 

 

Post QuantumのCEOであるアンデルセン・チェン氏は量子コンピューター業界でアメリカは他の国に後れを取っていると述べ、複数の業界関係者らの間で同様の意見を持っていると現状を明かしています。
では、なぜアメリカが他の国に遅れをとっているのか、その理由としてドナルドトランプ現大統領が2018年後半に10億ドルの量子研究を行った際、中国はアメリカより1年も前にアメリカの予算の10倍である100億ドルを量子研究室に費やしていたことを挙げています。

 

チェン氏は、量子コンピューターの脅威について、その時期を数十年先と見込んでいる人々が、最も強力なスーパーコンピューターよりも高速に計算できるコンピューターを作成したというGoogleの最近の発表を例に、量子コンピューターの方が優位であるとすでに業界では知られていることだと明かしています。

同氏はさらに。政府によってすすめられるシークレットプロジェクトによってもたらされる危険性についても語っています。
このプロジェクトは、暗号化に関する特定の問題を解決するために秘密裏に構築しており、世間
がこの存在について気が付く頃には、おそらく手遅れだろうと述べています。

 

 

量子コンピューターの脅威は国家安全保障につながる!?

 

 

元米海軍信号官でるロブ・キャンベル(Rob Campbell)氏は、量子コンピューターの脅威は世界中の国家安全保障機関にとって最優先事項の1つであるとメディアに語っています。

 

現時点で量子コンピューターの脅威以上に重要なことはほとんどなく、1950年代に繰り広げられていた月への宇宙飛行レースのようなものだと語っていたと報じられています。

量子コンピューターに対するブロックチェーンの最善の防御策は、強力な量子コンピューターに耐性のある暗号化技術の開発であるが、解決に達するまでに何年もかかる可能性があると言われています。

 

中国はアメリカとの貿易戦争真っ只中と言われる中、水面下で静かに世界をリードする量子コンピューター技術をより確かなものにするべく、シークレットプロジェクトが今まさに繰り広げられているのでしょうか。



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