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インドでAndroidユーザー向けのAmazon Pay UPIを開始でAmazon銀行が加速化する??

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大手通信販売のAmazonが先週木曜、インドのAndroidユーザー向けのUPI IDを発行するため、Axis Bankと提携し、Amazon Pay総合支払いインターフェース(UPI)を立ち上げたと海外メディアが報じました。

 

 

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アマゾンがインドでUPIを立ち上げ

 

 

日本でも今では国民の大半が知っている大手通信販売企業のAmazon社(アメリカ シアトル)が、インドの大手ネットバンクAxis Bankと提携し、Androidユーザー向けAmazon Pay総合支払いインターフェース(UPI、※以下UPIと表記)を開始しました。

UPIとは、インドのNational Payments Corporation India(NPCI)が開発したもので、銀行間取引を処理する即時支払いシステムです。

 

 

インドのキャッシュレス化の鍵を握るステップアップ

 

 

インドでアマゾン社がUPIを開始したことで、インドのユーザーはAmazon Pay UPI IDを使用してAmazon.inでネットショッピングを楽しんだり、銀行口座やデビットカードの資格情報を入力したりできるようになります。
これらのサービスをフル活用すると、マルチレイヤープロセスを経ることなく、リチャージや請求書の支払いなど、毎日の購入に対する支払いができます。

今回の新サービスの開始に伴い、インドのAmazon Payのディレクター、ビカス・バンサル(Vikas Bansal)氏は

 

Amazonの顧客がデジタル支払い方法としてBHIM UPIを採用することを可能にし、それによってインド政府の「キャッシュレス・インディア」のイニシアチブを支援する上で、今回の立ち上げは重要なステップである。

 

とコメントしています。

 

 

経済水準が上がるインドで企業間の顧客確保競争が激化

 

 

人口13億人超を抱え、そのうちわずか6%の人々しかクレジットカードを保有していないインドでは、eコマース(電子商取引)市場が激化。
電子商取引市場の成長も右肩上がりに伸びており、その規模は2,000億米ドルを超え、世界のeコマース関連企業が目を付けた結果、ウォルマートとアマゾンという2大企業の争いが年々激化しています。

 

Amazonは2013年にインド市場へ参入し、現在もまだ赤字経営が続いていますが、市場3割のシェアを誇る同社は、2027年まで年間20%以上の成長率で拡大を予定しています。
これは総取引額約8兆円希望となり、同社としても今が先にイニシアチブを握る鍵を握っているだけに、さまざまな戦略を打ち立てています。

 

 

eコマース市場のイニシアチブ競争にAmazonが大手!?

 

 

Amazonは市場イニシアチブを取るし烈な戦いをウォルマート社と繰り広げており、今回のUPIも市場を牽引するための重要な戦略の一つだったとみられています。

 

今回開始されたUPIは、AmazonのインドユーザーがAmazon.in(アマゾン・インド)上で買い物をする際、これまで既存銀行口座の入力や、デビットカードのカード情報入力という煩わしい作業を簡略化させ、UPIからスムーズな決済ができるようになります。

なお、アマゾンインド上では、顧客取引はUPIピン同様にモバイルデバイス検証を通じて保護されます。
顧客は、自分の銀行口座へリンクさせて即決済できるようUPIピンを設定させると利用開始プロセスが完了します。

 

 

UPIは銀行の協力が必要不可欠だった!?

 

 

今回インドでAmazon社がUPIを開始させるためには既存銀行の協力が必要不可欠でした。
そこで、インドでトップ10に入る大手銀行との提携を行い、サービスを開始させました。

インドでUPIを開始させるためにAmazon社と提携したAxis Bankは、インドの商業銀行で、最近ではネットバンク展開で急成長を遂げている銀行です。

同銀行は仮想通貨との関わりも深く、最近注目度が上昇しているリップル社とインドで初めて提携したのもAxis Bankでした。
この提携により、インドとアラブ首長国連邦間の国境を超える送受金サービスも開始されており、今回のAmazonとの提携は同行にとっても規模拡大につながる大きなチャンスとなりました。

しかし、その一方で、アマゾンでは“Amazon銀行”構想がすでに立ち上がっていると言われており、日本経済新聞社も昨年、アメリカ経済界関係者の話として、金融市場へ参入する可能性の高いIT関連企業を挙げた事を報じています。

その際、Amazon社が最も手ごわく、同社が市場参入することで、同社の持ち味でもあり企業戦略である“低コスト”を金融市場に置き替え、“低金利”を売りに参入すれば同社の規模は更に拡大すると指摘しています。

 

今回、Axis Bankと提携し、インドのキャッシュレス化を進める一方で、同行から銀行ノウハウを学び、そう遠くない未来でAmazon銀行を開業させる目的が潜んでいるのかもしれませんね。



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