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アルゴランド(Algorand)とは?仕組みや特徴を初心者向けに分りやすく解説

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仮想通貨にはスケーラビリティ問題が大きくのしかかるビットコインを筆頭にさまざまな弱点を抱えていると言われていますが、これらを解決する新たなソリューションとして誕生したトークンのアルゴランド(Algorand)について、初心者・入門者ユーザーにも分かりやすく解説します。

 

 

アルゴランド(Algorand)とは?

 

 


※動画引用元:AlgorandWhy Build on Algorand?

 

ブロックチェーン技術の標準を定義し、ボーダレス経済と無限の機会を提供するとして、誰もが信頼できる包括的エコシステムを目標に掲げているアルゴランド (Algorand/通貨コード:ALGO)は、ボストンに拠点を構えています。

アメリカの名門大学の一つであるMIT(Massachusetts Institute of Technology=マサチューセッツ工科大学)の教授ゼロ知識証明(zero-knowledge proof)を考案したシルヴィオ・ミカリ(Silvio Micali)氏によって立ち上げられたプロジェクトです。

 

同氏はMITにて電気工学およびコンピューターサイエンス学部で学んだほか、ローマ大学で数学のローレア、カリフォルニア大学バークレー校ではコンピューターサイエンスの博士号を取得しています。
確率的暗号化、ゼロ知識証明、検証可能なランダム関数、および現代の暗号化の基礎となる多くのプロトコルの発明者でもあり、チューリング賞(コンピューターサイエンス)、ゲーデル賞(理論的コンピューターサイエンス)、RSA賞(暗号)を受賞者しています。

 

このプロジェクトは同教授のゼロ知識証明という論文が2016年に提出されたことから始まっており、2年後の2018年2月、エクイティ方式で4億円相当の資金調達を成功させ、同年10月には同方式で65億円以上の資金調達を成功させています。
さらにトークンセールでALGO が事前販売されると、65億円を超える資金調達を大成功させた世界中から注目されたプロジェクトがアルゴランドです。

アルゴランドは分散型デジタル通貨取引のためのプラットホームで、ここで使用されるトークンがALGOで、アルゴランドは仮想通貨やトークンそのものの名称ではなく、あくまでもプラットフォームの名前であり、そこで使用されるトークンはALGOだということを覚えておくと初心者・入門者ユーザーも混乱しにくくなるでしょう。

発行枚数438,063,571 ALGO(2019年11月19日時点)

 

コンセンサスアルゴリズム PPoS(Pure Proof of Stake)
上限発行枚数 2,945,529,301ALGO(枚)
上限発行枚数 2,945,529,301ALGO(枚)

本日のCoinMarketCap時価総額ランキング(2019年11月19日時点)で50位にランクインしています。

 

 

Algorand(アルゴランド)の特徴とは

 

 

Algorandの特徴といえるのは、完全な分散化とコンセンサスアルゴリズムにPPoS(Pure Proof of Stake)が導入されている点と言えるでしょう。

今日の新しいブロックチェーンプラットフォームでは「スケーラビリティ、セキュリティ、分散化」のいずれかを選択し、ブロック生成時にはノードが承認しなければなりません。

しかし、このノードそのものは分散化されておらず、システム上どうしても中央集権化しなければならないという弱点があり、これらに対処しなければなりませんでした。
そこでAlgorandは、スケーラブルで安全な分散型デジタル通貨およびトランザクションプラットフォームであり、無許可の純粋なステークオブステークプロトコルによってブロックチェーンテクノロジーの技術的障壁を解決した最初のプロジェクトで、ブロック承認を行うノードはランダムに選出されます。

 

高速化を目指しているAlgorandは、コンセンサスアルゴリズムにPPoS(Pure Proof of Stake)という独自コンセンサスアルゴリズムが導入されており、これによって中央集権化しないでブロック承認が実施され、理論的には1回の投票でブロックをファイナライズすることで最適な効率が得られます。

 

 

Algorand(アルゴランド)の懸念点

 

 

Algorand(アルゴランド)の投資部門の子会社アルゴ・キャピタル(Algo Capital)のCTO(最高技術責任者)のスマートフォンがハッキングされ、数百万ドル、日本円にして数億円相当のテザー(USDT)とALGOトークンを消失したことがメディアの報道で発覚しました。

現地時間の先月4日、同社のトップ関係者に対し、パブロ・ヤボ(Pablo Yabo)CYOのスマートフォンがハッキングされ、同氏が管理しているホットウォレットが乗っ取られたことを報告。
CEOのデビッド・ガルシア(David Garcia)は、ハッキングによっておよそ100万〜200万ドル相当の仮想通貨が窃取された事を明かしています。

アルゴ・キャピタルは、ブロックチェーンの実際の開発を監督するAlgorand FoundationとAlgorandとは別組織で、この仮想通貨流出事件を受け、ヤボCTOはアルゴ・キャピタルを辞任しています。

世界最高峰クラスで仮想通貨スケーラビリティー問題を解決するソリューションとして誕生したAlgorandだけに、別組織とは言え、管理体勢を問われる問題だけに、Algorand、Algorand Foundationを含めた全体問題として捉える見方もあり、今後の将来性などに大きく関わってきそうです。

 

 

※参考サイト:
Algorand
Algorand Foundation

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