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セキュリティートークンの開発を目指すNEM財団とVNXのパートナーシップ

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このほど2つの仮想通貨関連業社の新たなパートナーシップが発表されました。仮想通貨プラットフォームVNXと仮想通貨NEMを開発・販売するネム財団の業務提携です。今回のパートナーシップは、仮想通貨の世界と従来の銀行が関わりを持つ世界との橋渡しを目標にしています。そこで本日は、ネム財団とVNXについて紹介しますので、新たな提携が仮想通貨業界と中央集権型の経済に影響を与え、築かれていく近未来を見据えてみましょう。

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ネム財団とはどんな団体?


※画像引用元:VNX

今回結ばれたVNXNEM io財団のパートナーシップは、お互いにとっても大きなメリットとなり、仮想通貨業界をも大きく躍進させていく原動力になりそうです。
NEM財団の名前は聞くものの、実際どんな団体なのか不透明な部分があるかと思いますので、NEM財団のプロフィールを紹介します。

知名度上昇のきっかけはコインチェック流出事件

多くの人が仮想通貨NEMとNEM財団のことを知ることとなったのは、今年1月に起きたコインチェックのNEM流出事件ではないでしょうか。
総額580億円相当ものNEM通貨が流出した事件は、市場全体が高騰し、仮想通貨が大きく注目を集めていた時期と重なったため、連日のように報道されました。

コインチェックからNEMを意図的に盗み取った犯人が事件の根源になりますが、実際に仮想通貨を流出させてしまったコインチェック側の経営体制の未熟さも指摘され、金融庁からの業務改善命令を受けました。

この事件で仮想通貨NEMとNEMを開発販売するNEM財団は、流出事件に対する責任はありませんでしたが、流出した通貨を追跡するホワイトハッカーとして再度注目を集めました。

躍進を続けるNEM財団の動き

NEM財団はシンガポールを拠点に活動をしている非営利団体です。
9月20日に流出事件を起こしたZaifの代表を務める朝山貴生氏もNEM財団のメンバーに入っています。

NEMが誕生したのは2015年3月ですが、NEM財団が設立されたのはNEM誕生から2年後の2017年でした。
NEMは”New Economy Movement”の頭文字を取り、NEMの技術を世界的に普及させることを目的にしています。
NEM財団の活動はとても活発で、積極的に業務提携を結び新しいチャレンジを続けています。

9月には、分散型アプリケーションGiftoと提携を結びました。
この提携によりGiftoはイーサリアムブロックチェーンを活用していますが、NEMブロックチェーンへ移行する可能性もささやかれています。

数日後には、30万人以上のユーザーが登録するレストランの予約と支払いができるオーストラリアのアプリLivenとも提携を結び、新規参入したばかりのTimeChainとの業務提携では、仮想通貨の管理とサービスをシンプルに行える環境づくりを目指しています。

10月に入ってからもNEM財団の動きは変わらず意欲的に行われていることから、NEM財団とNEMに対する注目度は上がり、価格も他の通貨と比べると大きな上昇を見せています。

NEM財団とVNXがパートナーシップを築き目指す世界

VNXはベンチャーキャピタルの投資を行っているプラットフォームです。
毎年1万人以上のフィンテック投資家に広がり、今後も投資を必要としている研究開発者に向けて資金を提供していくことを目指しています。

今回のNEM財団とVNXのパートナーシップの最終目的は、既存の銀行と新しく誕生したバーチャルな世界との橋渡し役となることです。
仮想通貨に携わっているNEM財団とVNXは、将来的に有用となるセキュリティートークンの開発に取り組むことで合意しています。

セキュリティートークンとは、そのトークンが”証券”になり得るときに使われます。
従来の銀行で目的を果たすことができ、ブロックチェーン技術の持つメリットを活かしながら活用できるセキュリティートークンの開発を目指しています。

VNX ExchangeのCEOであるAlexander Tkachenko氏は
<引用>

「NEMとのパートナーシップと、世界中のセキュリティトークンにもたらす機会は非常に奨励されており、トークン化された資産は資本市場の未来であり、そのブロックチェーンは金融市場、特に私的な金融市場がどのように機能するかを向上させる絶好の機会を提供します」

※引用元:VNX Exchange

NEM.io財団のKristof Van de Reck氏は
<引用>

「主流の金融業界と暗号化経済のギャップを埋めるVNXのようなプロジェクトを見てうれしいです。このパートナーシップにより、当社の技術に固有の規制遵守についてより多くのことを学ぶことができ、セキュリティトークンの提供に関してNEMが槍の先端に残ることが保証されます。NEMのエコシステムが拡大することを楽しみにしています。」

と語っています。
※引用元:VNX Exchange

現在セキュリティートークンにはいくつもの企業から注目が集まり、新しいセキュリティートークンの開発が進められ、実際に市場にも出回っています。
NEM財団とVNXが協力体制を築いて、新たなセキュリティートークンの開発に取り組むことは、仮想通貨業界やIT業界にとどまらずさまざまな業界に大きな影響を与えると見られます。



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