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ハードフォーク?イーサリアムクラシックはハードフォークから誕生!

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イーサリアムが10月に計画していたハードフォークが2019年1月に延期されたことから、ハードフォークについて興味を持たれた方もいるのではないでしょうか。ハードフォークとはどういうことなのか?についてお伝えするとともに、過去の不正流出によってイーサリムにハードフォークが起こり、イーサリアムクラシックが誕生した経緯も紹介します。

 

 

向上のための仕様変更も意見の相違からの分裂もハードフォーク!

 

 

2015年から開始されたイーサリアムのハードフォークの3段階目に当たるコンスタンティノープルの延期が確定し、来年1月に実施されることが発表されています。

ハードフォークには使われる場面によって意味合いが少し変わってくるのですが、仮想通貨が分岐をする時や新しいシステムに変更する場合などに使われますので、ニュースでも時々目にすることがあるかと思います。

過去には、イーサリアムもビットコインもハードフォークを実施し、新しい通貨が『分裂』という形で生まれた経緯があります。
今回のイーサリアムが実行しているハードフォークは、開発者の合意の元、実施されていますので、イーサリアムが分裂する可能性はほぼありません。

 

ハードフォークとは?フォークの形から連想できる?

 

 

ハードフォークは使われる場面によってニュアンスが変わってきます。

 

以前に仮想通貨がハードフォークにより分裂した記事を読んだことのある人は、ハードフォークと聞くと分裂をイメージするかと思います。

 

実際にハードフォークによってオリジナルの仮想通貨から分裂という形を取り、別の仮想通貨が誕生したこともあります。
分裂によって新たに作られた通貨は、以前の通貨との互換性はなくなり、全く別々の通貨として成り立っていきます。
フォークの持ち手のようにひとつだったものが、先別れをして分裂していくことからハードフォークと呼ばれています。

仮想通貨の仕様変更が全て合意のもと実施された場合にもハードフォークと呼び、ブロックチェーンそのものが変更され新しい仕様になっても同じ通貨として存続し、別の通貨は派生しないケースもあります。

 

少し難しくなってしまいますが、ハードフォークに対して、ソフトフォークと呼ばれる仕様変更もあります。
この場合には、仮想通貨の取り扱い方だけではなく、基盤となるブロックチェーンの書き換えを行った場合にも、オリジナルの通貨との互換性が維持されますし、一定期間別の通貨として存在しても、すぐに収束するためにひとつの通貨として流通していきます。

モナコインやライトコインは以前にソフトフォークを実施し、ブロック内にあるデータを圧縮するという書き換えを行っています。

 

 

ハードフォークから生まれたイーサリアムクラシック

 

 

イーサリアムクラシックはイーサリアムから派生した仮想通貨です。

数年前から仮想通貨に親しんでいた方は、『The DAO事件』のことを覚えていられるのではないでしょうか。
The DAOはイーサリアムを活用した投資ファンドのひとつで、革新的な手法から注目を集めていたましたが、2016年6月ハッカーにセキュリティの情弱性を突かれてしまい75億円相当のイーサリアムが盗まれてしまいました。

 

コインチェックで発生したNEM流出事件と同様に、仮想通貨自体に問題があったわけではありませんでしたが、イーサリアムにも大きな衝撃を与えました。
このためイーサリアムの開発者側は、不正流出自体をなかったことにするために、ブロックチェーンの書き換えを実行します。

コミュニティ内の90%が書き換えに同意をしたのですが、残りの10%はブロックチェーンの書き換えは、中央集権的であり元からのブロックチェーンのみが正しいと主張したために意見が分かれました。

 

相反する意見に歩み寄りはないままハードフォークが起こり、イーサリアムクラシックが誕生します。

 

書き換えに賛成をしたコミュニティ内の90%は、新しいブロックチェーンを使いイーサリアムとして存続し、反対した10%によってオリジナルのブロックチェーンは引き継がれイーサリアムクラシックが使用しています。

The DAO事件では、開発者などの間で完全な合意ができなかったために、分裂という形のハードフォークで終結しましたが、現在イーサリアムが実行している4段階にわたるハードフォークは入念な計画と合意のもと実施されています。

次回の記事では、さらなる性能向上を目指すイーサリアムが実施しているハードフォークについて紹介します。
数年間にわたりアップデートを重ねる壮大な計画のゴールは、膨大なエネルギー消費からの脱却が主な課題と言えます。



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