マイニング作業必須アイテムのひとつである専用ソフトウエアには、CUIとGUIタイプに分けられています。初心者には操作がわかりやすいCUIがおすすめですが、マイニングをしたい仮想通貨の種類によって、使用するソフトのタイプは違ってきます。本日の記事では、前回の記事に引き続きマイニング初心者に向けて、マイニングの豆知識を紹介します。
昨日の当サイト『初心者が個人でマイニング!中央処理装置はCPUよりGPUがおすすめ?』もあわせて参考に、ぜひご覧ください。
CUIとGUIとは?
仮想通貨は他の投資と同様に、常に価格変動が伴います。
またグローバル化か進んでいる上に、仮想通貨自体が国境を越えて普及しており、ユーザー自身から遠く離れた国でのできごとであっても、仮想通貨にはストレートに影響を受けます。
現在価格が低迷している仮想通貨ですが、仮想通貨決済業で最大手とも言われるBitPay(※以下、ビットペイ表記)のCCOを務めるソニー・シン(Sonny Singh)氏は、来年ビットコインは大きく躍進すると独自の予想を発表しています。
『BitPay幹部のビットコイン大胆予想とマイニング業者の撤退&参入』
ソニー・シン氏が予測するように、ビットコインにとってエキサイティングな年になるのなら、仮想通貨のマイニングについて得た知識が生かされる年になるのではないでしょうか。
CUIとGUIとは?2つの違いを紹介
パソコンは多くの人がすぐに使える状態に作られており、必要に迫られなければ、「どんな仕組みでパソコンが働いているのか?」「CUIやGUIとは?」と考える人はほとんどいないのではないでしょうか。
CUIとGUIはどちらも、コンピューターと人を結びつけるシステムにあたります。
CUIはCharacter User Interfaceの頭文字を取ったもので、GUIはGraphical User Interfaceが正式名称です。
どちらにも共通するUser Interfaceは、私たちとパソコン機能の仲立ちをするブリッジのような役割を果たしています。
CUIのCは文字、GUIのGは図表を表します。
私たちが日常使っているパソコンはGUI仕様が多いため、CUIに精通している人はあまりいません。
CUIでパソコンを操作する時には、画面は白黒でキーボードを使いコマンドを送ります。
処理速度は早くなり、効率が上がるメリットがありますが、操作には専門知識が必要です。
GUIは表示されるメニューをマウスやタッチパネルで指示していくので、操作は格段に簡単です。
専門知識は不要ですが、CUIと比較すると速度と効率が低下します。
マイニングのソフトには、CUI使用とGUIで操作できるタイプに分けられます。
マイニングソフトウエアの種類と特徴を紹介
初心者でも登録が簡単にでき、マイニングをする上でお得になる特徴があるマイニングソフトを4種類紹介します。
Minergate
GUIタイプのマイニングソフトですので、専門知識がなくても操作しやすく、利益率の高い仮想通貨を自動で選んでくれる機能がついています。
もちろん、マイニングしたい通貨の指定も可能で、対応可能な通貨の種類も多いので、どの通貨にしようか迷っている人にもおすすめです。
Nice Hash Miner
Nice Hash MinerもGUIタイプのソフトで、操作がしやすく初心者に向いています。
自動で効率の高い通貨のマイニングができるうえ、一定額が貯まった際に報酬をビットコインで受け取れます。
Awesome Miner
Miner gateとNice Hash Miner同様、GUIで操作可能のため、マイニングが初めての人も簡単に参加でき、詳細設定も可能なことから、マイニング歴が長い人も自由にカスタマイズできます。
報酬がビットコインでもらえるのもメリットのひとつです。
Claymore’s Dual Miner
CUIタイプのソフトウエアのため操作に専門性が必要ですが、イーサリアムマイニングをする人におすすめのソフトです。
Claymore’s Dual Minerの最大の特徴とも言える機能が、イーサリアムのマイニングを実行しながら、効率を落とさずに別の通貨のマイニングができることです。
ソフトの利用は無料ですが、報酬が発生したとき開発者に1~2%を寄付として支払います。
紹介した4種類以外にもマイニングソフトは数多く提供され、新しいソフトウエアも開発されていますので今後も注目していきましょう。