仮想通貨の取引をしたいと考えている仮想通貨取引未経験の方の中には、チャートの見方が分からないため、取引を悩んでいる初心者・入門者の方は多いのではないでしょうか。チャートはある程度の基礎情報を抑えておくと、意外に簡単に分かるように出来ています。そこで、この記事を読むだけでチャートを読み取れる力をつけてみませんか。
そもそもチャートとは何?
“チャート”と聞くと、FXを想像してしまいがちですが、FXだけではなく、株価を表した株価チャートや仮想通貨チャートがあります。
仮想通貨取引を検討している皆さんの中にはすでに目にした事がある方も居るかと思いますが、仮想通貨の価格の推移を表したグラフなどを目にした事はありませんか?
これがチャートと呼ばれているものです。
そもそも、チャートって何?という方もいらっしゃるかと思いますが、チャートは諸説ありますが、江戸時代のアメリカ商人たちがパッと見ただけで物の相場が分かるように考案したというのが起源であると言われています。
このチャートには、縦に価格が表示され、この縦の情報を「縦軸」といい、縦軸は上に行くほど高い価格を表し、下に行くほど安い事を表しています。
そして横に時間が表示され、この横の情報を「横軸」といい、横軸は右に行くほど現在に近く、左に行くほど古くなっています。
横軸にはいくつかのタイプが有ります
先ほど縦軸には価格、横軸には時間が表示されているとお伝えしましたが、横軸にはいくつかのタイプがあります。
価格変動を時間で区切って表示される ⇒ 「時間足(じかんあし)」
1日の値動きを表示させている ⇒ 「日足(ひあし)」
週の値動きを表示させている ⇒ 「週足(しゅうあし)」
月の値動きを表示させている ⇒ 「月足(つきあし)、」
などがあり、これら全て横軸に表示されています。
この区別は、指定された期間の価格推移が過去から現在までを目で分かるようになっており、使用するチャートによって5分足や10分足、30分足、6時間足、12時間足、年足、見たい仮想通貨銘柄の誕生から現在までなど、さまざまな時間・期間の価格推移が一つの表=チャートで見られます。
では、コインマーケットのチャートの1日足を見てみましょう。
※画像引用元:CoinMarketCap
画像左上にチェックしたい期間を指定できる箇所(黄色線の箇所)があり、そのうちの赤枠で囲まれた「1日」があるので、ここをクリックすると1日足が表示されます。
※この時間足・期間足は各社のチャートによって異なります。
次にZaifの1日足のチャートを見てみましょう。
※:画像引用元Zaif
黄色線で記した箇所で見たい期間を設定できるようになっており、先ほどのコインマーケットキャップと同様に、今回は1日足でチャートを表示させています。
コインマーケットキャップのチャートと、Zaifのチャートを見比べてみると、すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、コインマーケットキャップのチャートは折れ線グラフで表示されているのに対し、Zaifのチャートでは赤と青の四角いマークの様な物が付いた棒グラフになっていることが分かります。
同じ1日足でも折れ線表示されているものと、棒グラフに記号の様な四角いマークがついたもの、これはいったいどのような違いがあるのでしょうか。
本日はここまでとさせていただきます。
引き続き明日さらに詳しくローソク足の見方を解説させていただきたいと思います。