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オフチェーン技術プラズマがイーサリアムのスケーラビリティを向上!

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イーサリアムは将来を見越しながら、現行技術の向上を常に実行しています。先日お伝えしましたPoS(Proof of Stake)への移行を前提にした、4段階に分けられたハードフォークについての記事からもイーサリアムの改革意識がわかります。本日の記事では、イーサリアムが抱える取引速度の停滞にあたるスケーラビリティ問題を解決するために、開発されているプラズマ技術についてお伝えします。
※当サイトの特集記事『来年完結!イーサリアムのハードフォークは仮想通貨に何をもたらす?』もあせてご覧ください。

 

 

利用者増加に伴う新システムの構築

 

 

仮想通貨におけるスケーラビリティの問題は、利用者や投資家が増えることが原因となり、開発当初はスムーズに行われていた取引が交通渋滞のように滞ってしまうことを指します。
通貨やプラットフォームの人気が高まり、価格も上昇することは歓迎することですが、膨れ上がるユーザー数や大きなデータの取引に対応できなくなってしまう問題が生まれています。

イーサリアムは取引通貨としての側面だけではなく、ビットコインにはないイーサリアム特有の技術であるスマートコントラクトからICO(Initial Coin Offering=仮想通貨を活用した資金調達方法)をする際に人気の高いプラットフォームです。
そのため、ブロックに書き込みをするデータ量が膨大になり、ユーザーの間からも取引時に発生するスケーラビリティ問題が懸念されていました。

 

 

イーサリアムのおけるスケーラビリティ問題とは?

 

 

イーサリアムを活用して取引を実施する際に、ひとつのブロックに書き込めるデータの数は決められています。
例えば一度に10個の取引しか書き込めない設定の場合、100個の取引が一度に発生すると確実に次回以降のブロックに回る取引が発生します。
ブロックチェーンよりもブロック生成時間が短いイーサリアムですが、それでも毎回待機時間が発生してしまうと、ユーザーにとってはストレスと言えます。

待機時間を短くするために、高い手数料を払い優先的に取引を実行する方法もありますが、
手数料を払っても早く済ませたい利用者が増えてくると、必然的に手数料が高くなっていきます。

これでは、仮想通貨が目指す”迅速で安価な取引”とはかけ離れた現実になってしまいます。

既存の銀行で取引を行った場合にかかる日数や高額な手数料をなくしていくことは、仮想通貨全体が目指すゴールと言えます。
イーサリアムでは、このスケーラビリティ問題を解決するために、いくつかの新しい技術を導入予定です。

 

 

サイドチェーン技術プラズマが解決?

 

 

イーサリアムが開発導入を急いでいる新技術はライディンネットワークシャーディング、そしてプラズマです。
ライディングネットワークはプラズマ同様にオフライン上で活用する技術になり、シャーディングはオンライン上で親チェーンの負担を軽減します。

現行の状態では、イーサリアムの親チェーンだけが取引の認証を行っているため、交通渋滞のようなスケーラビリティ問題が発生しています。
プラズマ技術では、サイドチェーンとなるプラズマチェーンが”Tree 構造上”に広がり、取引の認証を分担します。
いちばん重要なデータだけが親チェーンに書き込まれ、保存されていきますので、取引速度が迅速化されていきます。

親チェーンのブロック内に書き込まれるデータ量も最小限にできることから、負担が小さくなりスケーラビリティ問題を解決していく技術です。
イーサリアムはビットコインと比較すると、『分裂』となるハードフォークの発生は非常に少ないと言われています。
分裂が発生しない大きな要因として、技術面でのアップデートが頻繁に行われ、利用者にとっての利便性が改善されていく体制があげられています。

PoW(Proof of Work)からPoSへの移行を伴うハードフォーク同様に、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するプラズマ技術の導入によって、イーサリアムは今まで以上に広い範囲の利用者に歓迎されることが期待されています。



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