Pundi X(プンディエックス)はイーサリアムのブロックチェーン上に開発されたERC20に準拠したトークンで、仮想通貨に馴染みのない方でも気軽に仮想通貨決済がスムーズにできるように開発されており、ここでは初心者ユーザーに向けてPundi Xの特徴などを分かりやすく解説します。
スポンサーリンク
Pundi X(プンディエックス)とは?
※動画引用元:Pundi X「Pundi X in coffee shop」
※動画は全編英語で放映されていますが、画面右下に表示されている「字幕」アイコンをクリックし、次に「設定」アイコンから「字幕」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定すると、大まかな日本語訳が表示されます。
Pundi X(プンディエックス/通貨コード:NPXS)はシンガポールに拠点を構えるPundi X Labs (プンディエックスラボ)が中心となり、中国・深圳やインドネシアのジャカルタなどで開発・運営が行われています。
上限発行枚数は2,810億NPXSとビットコインの2,100万枚を考えるとかなり発行枚数が多いということがお分かりいただけると思います。
“誰もが仮想通貨にアクセスできるように”とのスローガンを掲げ、広がりを見せているビットコイン決済よりもスマートデバイスシステムによってコンビニや飲食店で気軽にクレジットカード決済をするように仮想通貨決済ができるように設計されています。
Pundi X の特徴について
※画像引用元:Pundi X
Pundi Xには
■XPOSシステム採用でコンビニや飲食店で気軽に利用できる
■NEMブロックチェーンも使用
■Pundi X専用アプリPundi X Pundi X
という3大特徴が備わっています。
では、順を追ってみていきましょう。
XPOSシステムとは
※画像引用元:Pundi X
Pundi XではPundi XPASSカードを発行しており、このカードを用いてクレジットカード決済のように、気軽に飲食店やコンビニなどで仮想通貨決済ができるシステムを提供しています。
ユーザーは、XWalletアプリとペアにすることで、XPASSカードのコインやトークンを管理することもできます。
※画像引用元:Pundi X whitepaper
さまざまな仮想通貨取引に対応するため、ブロックチェーンをベースとしたPOSデバイスのソリューション企業として運営されているPundi X Labsが独自に開発したXPOSがPundi Xの最大の特徴といっても過言ではありません。
このXPOSのPOSデバイスはNEMブロックチェーン上のみで作動される仕組みを持つ端末で、店舗ではPOS導入によってQRコードを読み取れば商品情報や商品管理ができるほか、集計結果に基づいた売り上げの管理や在庫の確認まででき、商品分析までもが可能になる仕組みです。
QRコードがあることによって迅速な決済を実現でき、クレジットカード決済と変わらないスマートな会計が可能になっています。
NEMのブロックチェーンを使用
※画像引用元:Pundi X
昨年1月のコインチェック不正侵入により、大量流出被害を受けたのがNEMです。
そのため、仮想通貨に詳しくない層の人々でも連日ニュースなどで報道された事によってある意味、認知度はかなり高くなっています。
しかし、悪い印象を与えてしまった事件だけではなく、NEMのシステムへ目をむけたPundi Xは、先ほども触れましたが、ブロックチェーン上でのみ作動する端末システムのXPOSを開発させています。
Pundi Xの解説前半戦はここまでですが、明日の後半戦でPundi Xについての特徴や将来性などを解説していきますので、引き続き後半戦もご覧ください。