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BitTorrent(ビットトレント)とは?仕組みを初心者にも分かりやすく解説

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ICO開始時にはおよそ1億人モノユーザーを抱えていたことで大変注目を集めたトークンがあります。今年TRONに買収されたBitTorrent(ビットトレント)がBINANCEを通じて発行したBTTについて、初心者の皆さんにも分かりやすく解説します。

 

 

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BitTorrent(ビットトレント)とは?

 


※動画引用元:BitTorrent「Project Atlas: The Future of Content Distribution」
※動画は全編英語にて放映されていますが、画面右下に表示されている「字幕」アイコンをクリックし、「設定」アイコンを開いて「字幕」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定すると、大まかな日本語字幕が表示されます。

本日のCoinMarketCap時価総額ランキングで33位のBitTorrent(ビットトレント/通貨コードBTT)

※画像引用元:CoinMarketCap

 

 

これまで私たちは何らかのデータをダウンロードする際、該当するファイルを保管しているサーバーからデータをダウンロードしていました。

 

BitTorrentも該当ファイルを保管している場所、つまり“中央サーバー”的な場所からデータをダウンロードしていますが、サーバーではなく、シードと呼ばれるコンピューターにて保管されています。
シードからダウンロードするのと同時に、同じデータをダウンロードしているネットワーク参加者=リーチャーが断片的にデーターを保有しています。
それぞれがP2Pプロトコルに接続、共有することで、持っていないデーター(必要なファイル)をダウンロードしながらアップデートを同時に行っているのがBitTorrentで、世界最大の分散ファイル共有プロトコルをトークン化したものがBTTです。

 

Peer to Peerを用いたファイル転送用プロトコルと、その通信を行うソフトウエアであるBitTorrentには“急流のように速く(ファイルを)落とせる(ダウンロードできる)”という意味がこめられており、メインラインのBitTorrent clientの他にもいくつかの互換クライアントがあります。

 

 

BitTorrent の誕生までの道のり

 

 

 

BitTorrentは、アメリカ出身のコンピュータープログラマーであるブラム・コーエン(Bram Cohen) 氏によって2001年に開発されました。

 

コーエン氏はかつてベンチャー企業で働いており、P2P(Peer to Peer=ピア・ツー・ピア)プロトコルをベースにした情報コンテンツの製作プロジェクトの一員として働いていましたが、プロジェクトは途中で頓挫。

 

プロジェクトに関与したことでコーエン氏は、P2PネットワークがPeer(ピア=対等の者)であるという前提を有効利用しきれていない事、その信頼性がとても低かったことに不満と疑問を抱き、これらの解消のため、開発を始めたのが2001年でした。

2002年にP2Pプロトコルのファイナライズをリリース。
翌年の2003年にはクライアントソフトをリリースしています。
さらにその翌年である2003年4月には「Red Hat Linux 9(仮想サーバーの構築ソフトウェア)」がリリースされた際、そのISOイメージを利用者がBitTorrentで公開し、3日間で3万個分のISOイメージが配布されたことでBitTorrentが注目されるようになり、一気に認知度を高めました。

現在の主要フリーソフトウエアやオープンソースソフトウエアをはじめ、音楽や映画、商用アプリケーションを提供するために、BitTorrentが広く利用されています。

 

 

BTTとは?

 

 

 

仮想通貨のBTTは先ほど少し触れましたが、BitTorrentで行っている世界最大の分散ファイル共有プロトコルをトークン化させたもので、分散型P2Pコンテンツ共有システムを使用する際に使用されるものです。

このBTTは、BitTorrent Inc.によってTRON(トロン/通貨コード:TRX)のブロックチェーン上で開発されており、TRON TRC-10トークンで、BitTorrent上のサービスを利用する際の取引単位です。

 

 

BitTorrentが抱える問題点

 

 

 

今年1月にBINANCEを経由してICOが実施されたBTTですが、そのBTTを開発した発行元であるBitTorrent Inc.は昨年8月にTRONに買収され、買収後にBTTがICOを実施し、以降は現在も共同でプロジェクトを進めています。

 

分散型P2Pコンテンツ共有システムが高く評価され、多くの人の関心を集めたBitTorrentですが、P2Pがデメリットのない万能なものというわけではありません。

P2Pの欠点として挙げられているのがデータをダウンロードする際、常に同じユーザーがネットワーク上に存在するわけではなく、BitTorrentを利用するユーザーの大半は何らかのデータをダウンロードする事を目的としていることから、継続的なノードとなる存在が極端に少ないという点です。

 

そこでBitTorrentは、インセンティブ制度を設け、ノードとしてネットワーク上に存在することで自分がダウンロードする際も早くファイルを受け取れる仕組みを構築しました。
しかし、このインセンティブ制度に関しても期待したような効果が見られず、最終的に通貨を付与する仕組みを構築することで現在は問題の解決を目指しています。

 

 

※参考サイト:
BitTorrent公式サイト
ホワイトペーパー



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