本日前半戦でAuroraについての仕組みや特徴などを、初心者ユーザーの皆さんにも分かりやすく解説しました。引き続き後半戦でも前半戦で紹介しきれなかった特徴などを分かりやすく解説します。
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アップグレード可能なブロックチェーン
※画像引用元:Aurora
Auroraでは、ブロックチェーンの開発を犠牲にしてまで強制的なフォークを実施する場合を除いてブロックチェーンがリリースされた後にブロックチェーンのアップグレードは困難だと言われています。
しかし、チェーンに格納されたブロックチェーンの下層コードと、コンセンサスにより、指定されたな所で自動的にアップグレードさせる仕組みを導入しています。
Aurora独自のマイニングシステム
例えばビットコインの場合、PoW(Proof of work)に基づいたマイニングメカニズムによって実施されています。
マイニングはAuroraのホワイトペーパーにも記載されているように、メンバーの貢献度に応じた報酬を与え、報酬としてその通貨が得られる仕組みです。
Auroraの場合、コードのアップグレードやバグの発見、効率化につながる提案やコミュニティメンバー間への情報の普及に関する貢献度など、あらゆる活動に対して報酬が支払われる様になっており、コミュニティの活性化にもつなげています。
Auroraが描く実現させたい世界とは
AuroraではイーサリアムやEOSなどのように、ブロックチェーン技術を利用したDAppゲームの作成が可能で、ゲーム上でさまざまな決済にAOAを用いることができます。
ブロックチェーン技術のメリットである改ざんできない利点を活かし、ゲームの開発者などによる一方的なルールの変更を防止できるため、ユーザーが安心して利用できます。
冒頭で少し触れましたが、IoTのためのアプリケーションとしてもAuroraは構築されており、現在のIoTは中央集権的なネットワークであり、クラウドサーバーを介して接続されているため、管理者を必要としていますが、スマートコントラクトを実装させることで分散型IoTの構築を可能にしています。
人工知能やハイテクなどサプライチェーンへの応用に、透明性の高いブロックチェーンを利用することでデータフローを関係者全員で共有することが可能です。
情報共有によって問題点を洗い出せるほか、管理を効率化させる事もできるため、AuroraではAI分野、天文学分野、ハイテク分野への応用を前提に開発されています。
Aurora各種アプリについて
※画像引用元:Aurora
Auroraでは、公式サイトから各種アプリのダウンロードが可能です。
開発者向け「AOAメインネットウォレット」は、AOAメインネットのアカウント管理や取引およびスマートコントラクトの視覚化ツールを提供しています、
トークンを表示、受信、転送、および管理するためのモバイルウォレットツールである「AOA Lite Wallet」
以上のアプリが公式サイトの「ウォレット」よりダウンロードができます。
Auroraの将来性
Auroraのホワイトペーパー、および公式サイトをチェックしてみると、2019年は第1四半期から第4四半期にそれぞれ
マルチチェーン技術のテストネットのローンチ⇒メインネットに向けた新たなコンセンサスメカニズムの採用⇒マルチチェーン技術のメインネットのローンチ⇒アップグレード可能なブロックチェーン技術の最適化 実施されています。
2020年以降は量子耐性を実装し、明るく彩り豊かなブロックチェーンの世界を実現させるとあり、今後もさまざまな展開が実施されていくことが予想されます。
ブロックチェーンが持つ問題点の解消に向けて開発されている点や、プラットホームとしての明確なビジョンが構築されている点、手数料の安さ、マルチチェーンによる迅速なスピード処理、あらゆる業界の橋渡し役と、目が離せない情報が盛りだくさんです。
2020年以降に予定されている量子耐性の実装後も目が離せない、期待できる仮想通貨といえます。