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Tezos(テゾス)とは?歴史や仕組みなど初心者にも簡単に分かりやすく解説2

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昨日、時価総額ランキング15位に浮上してきた新しい仮想通貨テゾス(Tezos)の仕組みなどを初心者の皆さんにも分かりやすく解説しましたが、本日も引き続きテゾスについて解説していきます。

 

なお、前半戦のテゾスに関する当サイトの特集記事はこちらよりご覧ください。

 

テゾスの内紛とは

 

 

テゾスを少し調べてみたことがある方は、“内紛”という、やや不穏な単語を目や耳にしているのではないでしょうか。

これは昨日解説したように、アメリカ国内の証券取引法に抵触するとみなされてしまったため、投資家から訴訟を起こされてしまったことと、テゾス財団内で内紛が発生した事からきています。

 

テゾスのコア開発者でもあるアーサー・ブライトマン(Arthur Breitman)氏と、キャスリーンブライトマン(Kathleen Breitman)夫妻が、ICO資金を管理するTezos Foundationのトップヨハン・ギアーズ(Johann Gevers)氏の解任を要求したことからテゾス財団の内紛が始まります。

解任を求められたギアーズ氏はブライトマン夫妻がスイスの法律の穴をかいくぐり、Tezos Foundationの乗っ取りを図っているため、テゾスプロジェクトが大幅に遅れていると発言しました。

 

この両者の対立によってテゾスは実際に大幅な開発遅延を発生させており、ICOで配布予定であったコインの配布も行われなかったことで、ICOに参加した投資家から集団訴訟を起こされてしまいました。

この集団訴訟に関する司法判断は、ICOの解釈へと直接つながることから、テゾスユーザーだけでなく、仮想通貨ユーザーを中心に市場関係者ら多くの人の関心を集めました。

なお、訴訟の判決は昨年8月に支払い請求が却下され、事態は終息へ向かったことで一応の鎮静化にはつながりました。

 

 

テゾスのメリットとデメリット

 

 

テゾスのメリット面を見てみると、コンセンサスアルゴリズムには、DPoS(Delegated Proof of Stake)が採用されており、ランダムに選出されるトークン所有者が承認することで効率が良く、承認時間の短縮につながっています。

 

また、自動改訂によって仮想通貨によくみられるフォークをせずに自ら自動的にアップデートするほか、テゾス所有者は全員、プロトコルのガバナンスに参加でき、選出サイクルにより、提案されたプロトコル改訂に関して合意に達する、手続きが提供されます。
このオンチェーンメカニズムを自動改訂と組み合わせることで、よりよいガバナンメカニズムが発見された際、当初の選出サイクルを変更してこれを採用できるほか、該当のテゾス所有者へ報酬が支払われる仕組みが構築されています。

一方のデメリット面を見てみると、やはり先ほどお伝えしたようにICO参加者から集団訴訟を起こされていたという過去の事実や、コア開発者を中心とした内部の紛争が起こった事で、核となるテゾス内部で問題が多発したことでプロジェクト自体に遅れが生じてしまった事でしょう。
特にプラットホームの立ち上げが無期限延期となった事は、プロジェクト自体に大きな影を落としているようです。

 

現時点ではテゾスを取り扱う国内仮想通貨取引所はなく、入手希望の際には海外取引所を利用しなければならず、英語などの外国語が苦手な方にとってはやや取扱いずらいかもしれません。

立て続いた訴訟や内紛問題で、本来のテゾスとしてのプロジェクトが遅れたことは残念です。

しかし、現在はすでに落ち着いていることから、今後、テゾスがどのような舵取りをしていくかによっては大きく飛躍し、一部でささやかれているようなビットコインを大きく超える仮想通貨として頑張ってくれるかもしれない、今年期待できる仮想通貨の一つです。

 

※参考サイト:

Tezos
ホワイトペーパー
テゾスブログ



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