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モネロ(Monero)とは?歴史や仕組みなど初心者にも簡単に分かりやすく解説

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仮想通貨には様々な種類の通貨が誕生していることはいわずもがねではありますが、多くをオープンにした仮想通貨が有る様に、反対に秘匿性を高くした通貨も発行されています。

そこで今回は秘匿性が高いことで人気を集めている通貨の一つであるモネロ(Monero)についての歴史や仕組みなどを初心者の皆さんにも分かりやすく解説していきたいと思います。

モネロ(Monero=XMR)とは?モネロの歴史について






モネロ(Monero=XMR)はビットコインから派生したバイトコイン(Bytcoin)を基に開発された仮想通貨で、当初はBitcoinのBit+MoneroでBitmoneroとして2014年4月にリリースがされ、エスペラント語のコイン(=モネロ)が通貨名となっています。

このモネロはブロックチェーン技術の匿名性の低さに危機感を持った開発陣達によって開発されており、バイトコインと同じCryptNoteと呼ばれるプロトコルに基づいたオープンソースのPoWを使用したPeer to Peer型の仮想通貨です。
DashやZcashと同じように匿名性の高い通貨は2016年後半ごろより注目されるようになり、匿名性の高い通貨が注目されるとともに、モネロの人気も上昇していきました。

先ほど、当初Bitmoneroとしてリリースされた事は少し触れましたが、モネロプロジェクトのコミュニティ内で次第にmoneroと省略されていくようになり、次第に正式名称ではなくmonero=モネロと呼ばれるようになっていったことで名称が現在のモネロに変更されました。

モネロの仕組み

モネロはブロックチェーン技術の透明性に危惧した開発陣が開発したことは先ほど述べましたが、この開発陣、じつはおよそ30名のコア開発者たちが存在しているほか、そのコア開発者を支えている200名ほどの開発サポートチームの人たちが支えており、モネロプロジェクト(Monero Project)と呼ばれる開発者チームが結成されています。
モネロの開発はこのモネロプロジェクトチームを中心に行われています。

秘匿性を重視して開発されているだけあり、秘匿性の高さは仮想通貨市場2番目に高いと言われています。
非中央集権型仮想通貨として開発されたモネロは、Monero Projectに所属しているコア開発者たちの存在も明かされていますが、会社や組織などではなく、有志として存在しており、今現在でもおよそ250名ほどの融資によって開発され続けています。

CryptoNight (クリプトナイト)と呼ばれているプロトコルと、ワンタイムアドレスと(ワンタイムリング署名と呼ばれている署名方法の一つです)呼ばれている仕組みの2大システムによってモネロの秘匿性は保たれており、承認アルゴリズムにはPoW(Proof of Work)が採用されています。

新規ブロック生成はおよそ2分ごとで、発行上限はなく、発行上限を設ける代わりに184万XMRを発行後、毎分0.3XMRが発行されるプロトコルが設定されています。

ビットコインのブロックサイズは1MBですが、モネロがビットコインと大きく異なっている点の一つとして、このブロックサイズに制限がなく、取引量が増えるとブロックサイズも大きくなる仕組みを持たせているのです。

モネロのメリットとデメリット

モネロのメリットは秘匿性が高くセキュリティが強化されている点がメリットとして真っ先に挙げられています。

また、PoW方式を採用しているためマイニングがしやすく、通貨の改ざんが行われにくい、流通しやすいというメリットも持っています。

そして何より最も大きなメリットはブロックサイズ制限がないため、取引量が急増しても、それに合わせてブロックサイズが変更可能なことから、ビットコインのようにスケラビリティー問題が生じることがなく、送金はおよそ2分と短時間で送金が可能なほか、承認時間もとても早いことが最も大きなメリットと言えるでしょう。

一方のデメリットはと言うと、モネロでは閲覧と送金の2つのシークレットキーからできているため、送信者を特定しにくいことです。
送信者を特定しにくい=秘匿性が高い事を意味しており、匿名性が高い分、マネーロンダリングや今年に入って発生したNEM大量流出事件の様な犯罪組織が資金を動かす際に悪用されてしまいやすいというデメリットがあります。

匿名性が高い犯罪組織が利用しやすい点は、今現在世界各国でテロ行為が続いている今、各国政府が対策強化に乗り出している現状があります。
今後、より厳しい規制が行われた場合、モネロも厳しい立場に立たされることが容易に想像できるので、何らかの対策を必要に迫られるのではないかと言われており、ユーザーたちがモネロに手を出すのを躊躇してしまう一要因として挙げられているのが最も大きなデメリットなのではないかと言われています。



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