ブロックチェーン 暗号通貨

来年完結!イーサリアムのハードフォークは仮想通貨に何をもたらす?

投稿日:

 

前回の記事では、コミュニティ内の意見が分かれたことで新しく生まれたイーサリアムクラシックの紹介をしました。本日の記事では、イーサリアムが2015年から長期スパンで実行しているハードフォークについてまとめてあります。
イーサリアムがエネルギーを大量消費するPoWからの脱却を目指します。
※当サイトの昨日の特集記事「ハードフォークとは?」の疑問にもお答えしていますので、参考にしてください。

 

 

合意のもと計画的に実施されているイーサリアムのハードフォーク

 

 

イーサリアムでは利用者がより使いやすいシステムを安価な手数料で利用できること、そして環境面により配慮したマイニングを実施するために、3年以上前からハードフォークを実行しています。

 

イーサリアムの生みの親とも言われるヴィタリック・ブテリン氏(Vitalik Buterin)が、取引の承認作業に膨大なエネルギーを使用するマイニング方法から脱却する必要性を感じていることから、今回のハードフォークの主な目的はPoW(Proof of Work)からの脱却であると言われています。

※ヴィタリック・ブテリン氏についての特集記事『仮想通貨に絶大な影響力を持つ人物 ヴィタリック ブテリン(Vitalik Buterin)氏』も併せて参考にご覧ください。

 

 

すでに実装されているイーサリアムのハードフォーク

 

 

誕生当初からイーサリアムは、アップデートを前提に始まっています。
ブテリン氏がホワイトペーパー(投資家に向けた事業計画書)を作成したのが2013年になり、イーサリアム財団を立ち上げ、プレセールを実行したのが2014年7月です。
その1年後に、長期間にわたるハードフォーク第1回目『フロンティア』が実装されます。
フロンティアは、基本となる骨組みを組み立てるための仕様変更になり、技術面の強化が実施されました。

 

2回目のハードフォークは2016年2月に実施され、ホームステッドと名付けられます。
プラットホームの安全性が見直され、多くの利用者にとって使いやすい形に進化を遂げています。
マイニングの難易度も調節され、認証時間が大幅に短縮されたことで、イーサリアムの取引が活発になりました。

 

3回目のメトロポリスは、ビザンティウムとコンスタンティノープルの2段階に分けて実行されています。
前半のビザンティウムは2017年10月に完結され、今回のハードフォークの主な目的であるPoS(Proof of Stake)への移行準備に入り、匿名性がより強化され再度難易度の調整が行われました。

PoSは、マイニングの加熱競争とエネルギーの大量消費を引き起こすPoW方式に代わるマイニング方法と言われています。
仮想通貨を所有(Stake)している割合によって、ブロック生成に参加できる権利が与えられる方式です。

 

 

メトロポリスの仕上げとなるコンスタンティノープルが延期!

 

 

フロンティアから始まったイーサリアムのハードフォークは順調に実施されてきましたが、第3プロセスの後半である、メトロポリスの試験中にバグが見つかりました。
ブロック形成中に取引や記録が中断され実装条件を満たさなかったことから、当初予定されていた10月のアップデートが来年の1月に延期になると正式に発表されています。

 

第4段階となるセレニティが、いつ実装されるのかは未定の状態です。

 

ビットコインに次ぐ時価総額を誇るイーサリアムが仮想通貨の基盤となるマニング方法の大幅な変更を実行しています。
イーサリアムのマイニング方法がPoWからPoSへ本格的に移行されると、今後仮想通貨のマイニング方法を見直す通貨が現れることも予想されます。

 

現行のPoWは一番に解を導き出した人だけに報酬が与えられることから、設備投資ができる大企業が有利になり、競争が白熱している状況にあります。
PoWは膨大なエネルギーを消費していることから、地球規模の環境問題として取り上げられています。
環境面も配慮したイーサリアムのハードフォークが、仮想通貨業界にどんな流れを生み出すのかにも注目していきましょう。



-ブロックチェーン, 暗号通貨
-, , ,

Copyright© Crypto Go , 2019 AllRights Reserved.