暗号通貨

いまさら聞けない仮想通貨!0(ゼロ)承認とは何か?初心者向けに解説

更新日:

 

 

ビットコインのブロックチェーンは新たなブロックを生成するのに10分程度の時間を必要とします。これは現在スケーラビリティ問題として大きく取り上げられるビットコインの欠点ですが、この欠点を補うために登場した技術が「0(ゼロ)承認」でした。

 

 

 

ビットコインスケーラビリティ問題解消のために

 

 

ビットコインは世界に初めてブロックチェーン技術という画期的な技術をもたらし、瞬く間にブロックチェーンの優れた技術は世界中へと広がっていきました。

また、ビットコインそのものに対しても2017年を境に爆発的な知名度・認知度を持つようになり、いつしかブロックチェーン技術に追いつかなくなるほどの利用者で溢れました。
これは”ビットコインスケーラビリティ問題”として大きく取り上げられ、開発者らはこぞってこの問題に取り組み、時には分裂(ハードフォーク)しながら、問題解消が続けられています。

問題解消へと分裂してきてはいるものの、”本家”であるビットコイン側も何もしないままで手をこまねいていたわけではありません。

 

ブロックチェーン上に新たなブロックが生成されるスピードはトランザクションの承認スピードであり、ビットコインは10分程度の時間が必要です。
決済にかかるスピードが遅いという欠点解消のため、トランザクションがブロックへ記載(記録)される前に取引を成立させる”0(ゼロ)承認”(※以下、ゼロ承認と記載)と言う技術を導入しました。
しかし、このゼロ承認には取引スピードが速くなるというメリットの反面、デメリットも持ち合わせています。

 

 

ゼロ承認ってなに?

 

 

ビットコインでは、マイニングによって正しい取引が行われたとトランザクションの正当性が認められ、トランザクションがブロックへ納められていき、およそ10分ごとに新規ブロックが生成されます。

ゼロ承認(0 confirmation transaction)とは、トランザクション(取引履歴)がまだどこのブロックにも属していない状態で取引が成立する事を言います。
仮想通貨はブロックにトランザクションが書き込まれることで正当な取引と承認されるため、ゼロ認証の状態ではそのトランザクションが正当な取引とはまだ認められていません。

ビットコインの承認スピードには10分程度を必要とするため、10分もの時間を必要とする決済では遅いと感じられてしまいます。
これではビットコイン決済を店舗などに用いたくても使えない・使い勝手の悪いモノとなってしまいます。

そこで登場したのがゼロ承認で、トランザクションが複数の受信者へ同時送信された際に承認が行われたと”みなし”、決済を終えることができます。

通常のトランザクションをゼロ承認で終えた場合、一つデメリットとも言える欠点が発生してしまうのがゼロ承認です。

 

 

ゼロ承認の欠点・デメリットとは?

 

 

先ほども解説しましたが、ゼロ承認はトランザクションがまだどのブロックにも属さない、正当性の未承認状態を言います。

通常の取引をゼロ承認で終えた場合、欠点とも言える”二重支払い”問題が浮上します。
この二重支払いとは、ビットコインをアドレスAへ送信した後、即座に同じビットコインをアドレスB に、アドレスAより多くの手数料で送信すると、手数料が高いトランザクションから承認されるシステムのため、Aより先にB が承認されてしまうのです。
このような状態が発生してしまうと、アドレスAが受け取るビットコインは “2 重支払い”になり、承認されなくなります。

 

このような問題のため、ゼロ承認で入金されたものについては、承認を終えるまで信用できない、信用しないというのが資産を守る術です。

現在、コア開発者の中にはこのゼロ承認に対して否定意見を持っている人も多く、ゼロ承認に対する対抗策としてRBF(Replace by Fee)という新たな技術によって解決する動きもみられています。
RBF(Replace by Fee)とは、未承認トランザクションに対して手数料を引き上げた新たなトランザクションに置き換える働きを持っており、ゼロ承認取引をできなくすることが目的で誕生した技術で、RBFが実施されることで未承認トランザクションの処理がスムーズに行われます。



-暗号通貨
-,

Copyright© Crypto Go , 2019 AllRights Reserved.