ブロックチェーン

世界経済フォーラムと世界銀行でも活かされるブロックチェーン技術

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当サイトでは、何回かに渡りブロックチェーン技術が仮想通貨業界以外で活用され、世界規模で大きく貢献していることをお伝えしてきました。世界経済フォーラムはブロックチェーンが貢献しうる65の事例を発表し、世界銀行はブロックチェーン債の利益を人道的ブロジェクトに還元予定です。そこで本日の記事では、世界経済フォーラムと世界銀行が、それぞれの目的を達成するためにブロックチェーン技術を活用している様子をお伝えします。

 

世界経済フォーラムと世界銀行からも指示されるブロックチェーン技術

 

 

WEF 世界経済フォーラム(World Economic Forum)の設立当初は、政治や経済の課題を中心に話し合われてきましたが、2000年以降には世界情勢を大きく左右する環境問題や、その解決策となり得るITやバイオテクノロジーも主要な議題になりました。

世界銀行は国連の専門機関に当たり、主に発展途上国の行政や民間企業に融資を行っています。
本部はワシントンDCにあり、歴代総裁は米国籍を保有する白人が選ばれていたのですが、2012年に在米韓国人であるジム・ヨン・キム氏が選出されたことが話題になったのを覚えている人もいるのではないでしょうか。

世界経済フォーラムでは、ブロックチェーン技術が解決する65の事例が発表され、世界銀行はブロックチェーンが管理する債券が発行されました。

 

世界経済フォーラムがブロックチェーンに期待する65の事例

 

 


※画像引用元:JCI 気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative)

世界経済フォーラムは、毎年スイスのダボスで開かられることから「ダボス会議」と呼ばれることもあります。

1971年にスイス起業家の呼びかけで始まった非営利団体の集まりである世界経済フォーラムは、近年では2000人以上の著名人が一同に集まり、政治・経済問題からITやバイオテクノロジー、環境問題などについて話し合われています。

定例会は毎年1月に行われますが、テーマを絞ったフォーラムが開かれることもあります。

2018年9月に開催された『世界気候行動サミット』では、ブロックチェーン技術が世界の環境問題を解決するとして、65にも上る活用例を発表しました。
すぐに実行可能なプランもあれば、まだ構想段階にとどまっている事例もありますが、実現するためのブロックチェーンアプリケーションの開発も同時進行で行われる予定で、game changersと名付けられたアプリでは、環境問題の中で重要な焦点となる、水問題、分散型エネルギー、炭素市場などに対応します。

このgame changersでは、ひとつの商品の製造過程を製造業者の倉庫に始まり、輸送行程、店頭に並ぶまでをブロックチェーンで管理することで、公正で効率的な管理体制が築けます
ブロックチェーン上に全て書き込まれることで、エネルギーのムダを省き環境に優しい流通が可能です。

ブロックチェーンによって管理されたシステムに仮想通貨が定着すれば、されに利便性が向上し、環境問題にも大きく貢献すると期待されています。

 

世界銀行がブロックチェーン債で発展途上国支援を強化

 


※動画引用元:World Bank Treasury 公式YouTubeチャンネル
※動画は全編英語で放映されていますが、「字幕」⇒「設定」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定すると、大まかな日本語訳が表示されます。

 

世界銀行(World Bank Group)とオーストラリアのコモンウェルス銀行が提携を結び、世界初となるグローバルなブロックチェーン債『bond-i』を発行しました。
国連の専門機関である世界銀行は、発展途上国への融資を目的に世界の金融機関が作り上げている協力団体です。

bond-iの特徴は、債券の割り当てから送金、管理までをブロックチェーン技術によって進められます。
通常の債権は中央で管理されるのですが、bond-iはブロックチェーンによって全て管理され、改ざんされない記録が残ります。
そのため、決済の高速化が実現するだけではなく、流通コスト、管理コストの削減が可能です。

bond-iの発行額は1億1000万豪ドルとされ2年債で2.251%の利回りになり、発生した利益は人道プロジェクトにすべて使われる予定です。

世界銀行は、2017年6月にブロックチェーン・イノベーション・ラボを設立し、ブロックチェーンがさまざまな分野に与える影響を研究しています。
世界初となるブロックチェーン債は投資家からの関心も高く、世界から注目を集めています。
そして、本来の目的である発展途上国の真の発展に貢献することが、強く望まれています。



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