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ネスレとカルフールがブロックチェーンで粉ミルクを追跡のため提携!

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日本でもなじみ深い大手食品メーカーのネスレと、大手外資系スーパマーケットのカルフールが業務提携を結び、ブロックチェーン技術を使用した食の安全に一役買うことが分かりました。

 

 

 

ネスレとカルフールが業務提携

 

 

 

1866年に創業下スイスのヴヴェイに本社を構え。150年以上続く老舗の世界最大食品・飲料品会社Nestlé(※以下、ネスレと表記)と、1958年創業、フランスブローニュ=ビヤンクールにグループ本社を構える大手スーパーマーケットチェーンのカルフール(Carrfour)が提携した事が分かりました。

 

2社の業務提携は、ブロックチェーンを使って乳児用粉ミルクの追跡を実施するために行われ、このソリューションは、5,600店を超えるフランスのスーパーマーケットのGuigoz Bio範囲のサプライチェーンを通じて透明性を提供すると発表されています。

 

ネスレは、Hyperledger Project(オープンソースコミュニティ)が開発したオープンソースのブロックチェーンプラットホームHyperledgerのブロックチェーンフレームワーク上で実行されるIBM Food Trust(※1)の技術ソリューションを使用しています。
このソリューションを用いてフランスのスーパーマーケットチェーンのおよそ5,600店舗におけるGuigoz Bio 2および3の製品チェックおよび原産地の透明性を高めていくとしています。

(※1)  IBM Food Trustとは、よりスマートで安全、かつ持続可能なフード・システムをつくる生産者、サプライヤー、加工業社、小売業者らのエコシステムを指します。(引用元:IBM Food Trust

 

 

提携によって顧客らは何が変わるのか?

 

 

顧客は、スマートフォンでQRコードをスキャンすると、乳児用品に関する栄養情報やその他の情報にアクセスできる仕組みで、メディアの発表によるとカルフールは、ブロックチェーンの使用がサプライチェーン全体で透明性の新しいベンチマークを作成し、消費者とブランド間の信頼を構築すると述べています。

スーパーマーケットの巨人と地元フランスで称されるカルフールは、この技術が「乳児栄養製品の品質を確保するために取られた専門知識やノウハウ、注意を強調するとコメントしています。

 

カルフールは、食品法プログラムの一環としてブロックチェーンを製品ラインに広く展開していくことを約束しており、消費者は製品が通過したチャネルに関する完全な透明性を保証すると述べています。
パートナーシップの一環として、カルフールはネスレによるGuigoz Bio 2および3製品の供給および生産データを共有し、IBM Food Trustコンソーシアムの創設メンバーでもあります。

ネスレとカルフールは、以前、ムスラインブランドピューレのサプライチェーン全体でブロックチェーンソリューションで協力してきました。
ブロックチェーンを使用して食物や食材の出所を追跡するのは彼らだけではありません。

IBM Food Trustのソリューションはホタテとエビの追跡に使用されているほか、韓国の電話会社KTはブロックチェーンを使用して、システムを通過する食品がハラールであることを確認し、イスラム法に準拠している事実を一般消費者に提供し、商品の透明性を高めています。

 

 

大手小売業者が進めるブロックチェーンを使った取り組み

 

 

今年4月には、アメリカのテキサス州プラノに拠点を構えるブラジル風ステーキハウス「Fogo de Chao」が、ブロックチェーン技術を使って農場から食卓までの過程を、提供する肉の監視ができるシステムを採用していたことが報じられています。
同店では、ブロックチェーン技術によって、消費者は自分が口にする肉がどのような牧場から、どのような過程で口にできるのかが分かるようになっており、消費者にとっては大きな安心が目に見えると述べています。

昨年7月には、中国の大手e-コマースのアリババが、市場に出回る農産物の透明化と消費者の信頼を勝ち取るため、農場で作られた食品が食卓に届くまでの経路の透明化を図る取り組みの一つとして、ブロックチェーンを活用したプラットホームの試験運用を始めた事が大きく報じられました。

 

これらの報道から見えてくるのは、一般消費者が日々口にする食品への意識の高まりから、より安全な食品を食べたいという思いにスーパーなどの小売業者が答える形でブロックチェーン技術の導入に踏み切っていると言えます。

今後このような取り組みはさらに広がっていくものとみられており、私たちの食の安全をブロックチェーン技術が支えるのも、そう遠くない未来に訪れるでしょう。



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