ブロックチェーン

富士通がブロックチェーン技術で台湾のコンビニエンスストアに革命?

投稿日:

 

 

日本を代表する企業のひとつである富士通が台湾ファミリーマートと業務提携を結び、ブロックチェーン技術を活用した新しいサービスの実証実験を行いました。さまざまな分野に導入され、技術革新を後押ししているブロックチェーンが、私たちの身近にあるコンビニエンス業界からも注目が集まり、店舗やシステムのあり方を大きく変えようとしています。富士通と台湾ファミリーマートの取り組みと、今後の展望をお伝えします。

 

 

コンビニエンスストアで生かされるブロックチェーン技術

 


※画像引用元:富士通

 

富士通株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:田中達也氏/以下、富士通と表記)は、日本国内だけではなく、世界の中でも知名度が高く優れた技術から定評があります。

同社は電話や通信技術を専門に取り扱う企業として1935年に設立され、懐かしのダイヤル式の黒電話を製造していた時期もあります。
現在では携帯電話やパソコンなどの通信機器の製造や情報システムの構築など、目に見えないシステムを支える技術も提供しています。

2017年に開催された『富士通フォーラム』に台湾ファミリーマートが出席し、富士通と台湾ファミリーマート(全家便利商店股份有限公司/本社:台北市)が、業務提携を結ぶきっかけとなりました。
台湾ファミリーマート(本社:台湾台北市)は、すでに3,000店舗以上の支店を広げている大企業です。

 

 

目指すは顧客へのサービス向上とスタッフの業務軽減

 

 

今回の実証実験は、台湾に3,000店舗あるうちの『重慶店』にて、2018年3月29日から行われました。
主な、実証実験内容をお伝えします。

 

店舗入口に3Dカメラを設置
利用者の人数や情報などを集計し把握し、商品の在庫やスタッフの最適化をめざす。

 

値札を電子化
POS(販売時点情報管理)レジと連携されることで、価格の変更が臨機応変に行えるようになりました。
商品札に商品の履歴やキャンペーン情報なども自動で表示されるようになり、スタッフが値札を変更したり、付け替えたりする手間がなくなります。

 

冷蔵庫の扉にディスプレイを搭載
利用者にマッチングした情報を活用し売上向上を目的に、飲料水用冷蔵庫のガラス扉に透明ディスプレイが搭載されました。

 

店頭に『ロボピン』が配置
ロボピンは富士通研究所が開発した、会話がやり取りできる『コミュニケーションロボット』で、ダイナミックな動きをし感情によって顔の色が変わります。
ロボピンは商品の紹介やキャンペーン、イベントなどの紹介を担当し、サービス向上に務めます。

 

 

ブロックチェーン技術ができること

 

 

 

富士通ではブロックチェーン技術が築く「新しい信頼」には、社会をより豊かにする可能性があるとの考えから、早い段階からブロックチェーン技術の開発に取り組んでいます。

 

スマートコントラクトによる取引の自動化、人や組織同士の多角的なつながりの強化、中央管理者が存在しないことによる組織のバーチャル化や個人が主体性を持って行動する社会を目指しています。

 

富士通のブロックチェーン技術が台湾ファミリーマートとのプロジェクトでも、利用者情報等のデータを安全に管理し、改ざんされない仕組みを可能にしています。
実際に台湾ファミリーマートでは、店舗で獲得したポイント数によって、クーポンが発券されるサービスにブロックチェーン技術が生かされてています。
もちろん利用者の情報や利用履歴などもブロックチェーン上に書き込まれますので、ハッカーによる侵入行為や改ざんから守ります。

ブロックチェーン技術がファミリーマート内のサービスに生かされることで、スタッフの作業効率を高め運営コストなどの削減につながると予測されています。

 

台湾ファミリーマートと富士通が重慶店で行った実証実験の結果を元に、今後台湾内のファミリーマートでブロックチェーン技術が広がっていく可能性があります。
利用者やスタッフにとっても大きなメリットになれば、日本国内のファミリーマートでもブロクチェーン技術が活かされたサービスが展開される日が来るかもしれません。



-ブロックチェーン
-, ,

Copyright© Crypto Go , 2019 AllRights Reserved.