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ブロックチェーン技術がプラスチックと貧困問題を解決!The Plastic Bankの活動

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地球は海も空もひとつにつながっており、環境問題は世界中の国々が手を取り合うことで地球環境を守る解決策へと近付きます。近年クローズアップされているプラスチック問題を解決するために設立されたThe Plastic Bankではブロックチェーン技術が作り出す信頼から、発展途上国において、ゴミ問題と貧困問題が同時に解決されようとしています。そこで本日は、The Plastic Bankの働きと、私たちが日常的に使用しているプラスチックの行方をお伝えします。

 

技術発展がもたらした環境問題をブロックチェーン技術が解決する道

 

 

プラスチック問題は、地球規模で起こっている気候変動と並ぶ重要な国際問題です。
1年間に3億トンのプラスチックが世界で生産され、その内の800万トンが海に捨てられています。

発展途上国ではインフラが未整備のため、町や川にプラスチックごみが溢れ、大きな社会問題になっている地域があります。
発展途上国で暮らす人々の生活向上と、プラスチックごみ問題を同時に解決するためにThe Plastic Bankが設立されました。

このプロジェクトの要となるのが、仮想通貨の中核となるブロックチェーン技術です。

 

 

耐久性に優れたプラスチックの行方

 

 

マイクロプラスチックやナノプラスチックなどが、海産物に含まれているニュースをすでに聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
現在の状態が続くと、2050年までに魚が占める割合よりも海洋プラスチックの方が海中では多くなると予想されています。

 

EUでは『プラスチック戦略』が発表され、プラスチックの製造や使用が厳しく規制されるようになるほか、アジアでは台湾がプラスチック問題に積極的な取り組みを実施し、2020年までに使い捨てストローの全面禁止、2030年までにレジ袋、食器などの使い捨てプラスチックの全面禁止が予定されています。

プラスチックは第2次世界大戦後に爆発的に普及し、現在ではプラスチックが存在しなかった時代の暮らしが想像できないほど世界中に浸透しています。
安価で耐久性に優れていたことから急速に使われだしたのですが、容易に分解されないために、海の中でマイクロプラスチックやナノプラスチックとして浮遊し続けています。

発展途上国の町中に溢れるプラスチックだけでなく、早急に地球規模での対処が迫られるプラスチック問題を大きく前進させる道筋が、ブロックチェーン技術によってもたらされました。

 

 

ブロックチェーン技術がプラスチック問題と貧困問題を解決

 


※動画引用元:LinuxONE

 

世界規模でプラスチック問題が大きく取り上げられる以前からこの問題は各国ですでに表れていました。

世界中で社会問題になりながらも、期待できる打開策が見つけられなかった期間がようやく終わろうとしています。
信頼を可視化するブロックチェーン技術が、プラスチックごみ問題を解決する救世主として注目を集めています。

 

ソーシャルサービス会社によって2013年5月にThe Plastic Bankが設立され、プラスチックごみを回収して、新たな資源として有効に使うサイクルが完成しました。
プラスチックのリサイクルそのものは以前から行われていますが、The Plastic Bankでは回収したプラスチックを買い取り、ブロックチェーン上のトークンに換えて支払いをします。

今までは利益を上げることが難しかったプラスチック回収が、ブロックチェーン技術を利用することで、プラスチックごみが通貨になる流れが構築されます。
発展途上国でのゴミ問題と同時に貧困問題が解決できる道が開かれます。

The Plastic Bankはすでに、ハイチ、コロンビア、フィリピン、ペルーで実施され、世界20~30カ国に浸透させることを目標にしています。


※画像引用元:IBM「The Plastic Bank」

 

集められたゴミの量に応じで支払われたトークンは、非営利団体によって開発されたアプリを使用して、モバイル決済が可能です。
システムを導入している店舗ではお水やお米などの食料と交換され、電話代などの公共料金の支払に使うことも可能で、回収されたプラスチックは再利用され、3Dプリントの材料などに使われています。

ブロックチェーン技術によって、プラスチック問題と貧困問題がこれから大きく前進しようとしています



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